REAL
FUKKA
一年前のあの日、BTの一室に入ったきり、彼らは姿を消した。
いつかまた彼らが現れるかもしれない、そんな不安を完全に払拭することはできなかったが、
彼らと遭遇した時の記憶は日毎に薄れ、私は穏やかな日々を過ごしていた。
そう・・・昨日までは・・・。
「2.28・・・ヤルヨ」
突然飛び込んできた一言が
平穏に暮らしていた私を恐怖の淵へと呼び戻した。
か、彼は・・・!ま、まさか!
人間の姿をしていたが、紛れもなく、
去年深谷シティハーフマラソン大会を、恐怖の緑の声で溢れさせた彼らのうちの1人であった。
緑の生命体・・・彼らは決して深谷の侵略を諦めたわけではなかったのだ。
本来の姿を隠し、手を替え品を替え、着々と侵略を進めていたのだった!!
彼らは去年より人数と趣向を増し、
今年の深谷シティハーフマラソン大会を侵略するであろう。
多くの民が恐怖で慄く声を歓びに、
1人、また1人と仲間を増やしていくであろう。
いつか、私も感染してしまうかもしれない、
だがしかし、私は会場に赴かずにはいられないだろう・・・。
2016.2.28 リアルふっか、再来!
〜彼らは舞い戻る、何度でも〜
2016.2.28 深谷は再び緑に溢れる。
乞うご期待!まめ。
大好評!「緑との遭遇」はコチラhttp://plaza.rakuten.co.jp/machi11fukaya/diary/201503010000/