2874869 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

身延Life

サイド自由欄

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

2021.01
2020.12
2020.11
2020.10
2020.09
2010.12.20
XML
カテゴリ:ローカルニュース
まち楽ブログ「身延Life」の編集長ユウです。
今日は、富士川倶楽部の記事を紹介します。



『建長寺さん』

けんちん汁.jpg

富士川西岸の大塩村(身延町)に、鎌倉の建長寺から、偉いお坊さんが来るという知らせが、村役人のところに届いた。

このお坊さんは、犬が嫌いだから繋いでおけというので、村中の犬を繋いだ。やって来たお坊さんが宿所に着き、食事の時になると、「晩飯には、これこれの物をこしらえてくれ」といったので、家人はその通りのものを作ってお坊さんの部屋に運んだ。
「食事中部屋をのぞくな」と言って襖を閉めたお坊さんの言葉に不審を抱いた家人が、そっと襖を細く開けて中を見ると、一匹の大狸が鍋の煮物へ口を突っ込んで、おいしそうに家人がお坊さんの言う通りに作ったものを、食っているのであった。驚いた家人が悲鳴を上げ、繋いでいた犬を放すと、村の外に飛び出していった。

お坊さんが家人に頼んだのは、食い油・大根・豆腐・里芋などを使った汁煮で、こんなものはいままで作ったことのないもので、鍋に残ったその汁煮味のよさは格別だった。

たちまちこの汁煮が「建長寺」の名で村中に広まり、それがいつしかなまって「おけんちゃん」とか「けんちん汁」となり、峡南地域からやがて山梨県全体に広がっていったという郷土料理発祥の物語です。

こちらの記事は富士川倶楽部から転載しました。







最終更新日  2010.12.20 21:51:41


Copyright (c) 1997-2021 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.