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カテゴリ:自然
おはようございます。○さんです。

1月19日のブログ(『ヤマセミの雄と雌』)の中で、かなり近い位置(ヤマセミまでの距離3m)から撮った写真を紹介しましたが、2~3人の方からどんな方法で撮影したのか問われましたので、今回はヤマセミの撮影方法について紹介したいと思います。

まずは生息場所を探します。
早朝、双眼鏡を使い川沿いを車で広範囲にヤマセミを探します。
ヤマセミを発見したら、翌朝から撮影しようとする時間帯に合わせ遠くから双眼鏡を使い行動パターンを観察します。
(どの場所に何時ごろ現れ、その後何時ごろその場所から次のどの場所に移り、そしてその場所から何時ごろ次のどの場所に移り・・・・・・・。)と、いうように
1週間ほど観察するとある程度の行動パターンが分かります。

その後ヤマセミの生息場所に、撮影を予定している時間帯ではない時間帯に(同じ時間帯ならヤマセミに警戒されてしまうので)入り、ヤマセミの止まった全ての場所を確認し、そこにヤマセミが止まった場合、どの位置から撮影すれば良い写真になるか、三脚にカメラを取り付け、ファインダーを覗きながら検討します。

撮影位置が決まったら、写真にゴミや流木などが写らないように周辺を徹底的に清掃します。これが中々の重労働でかなりの時間(ほぼ1日掛けて)を要します。

その後、撮影している私を隠すために、コンパネで人一人は入れるくらいの小屋(縦90cm×横90cm×高さ120cm)を建て、迷彩色に塗り、窓を作りそこに迷彩色の布でカーテン吊るし、2週間ほど放置しヤマセミに慣れさせた後、撮影に入ります。

撮影の日は夜が明ける前、暗い時間帯に小屋に入り撮影準備をします。
ほんの少し明るくなるとヤマセミは現れますが、まだ暗すぎてピンとも合わせられない状況なので少し待ちます。シャッタースピードが4秒くらいから撮影に入り、午前7時頃撮影を終了し車で帰宅します。
甲府方面から毎日朝帰りのような状況で帰宅するので、知り合いと車ですれ違うのが怖くなります。

110125-1

この写真は、シャッタースピードが4秒くらいで撮影したものです。
全然動かなかったので撮影できました。

さて、前回の写真は、撮影小屋の迷彩色のカーテンからレンズを出し、ヤマセミに気づかれないよう(子供の頃の遊びで「達磨さんが転んだ。」を想像してください。)構図とピントと露出を合わせシャッターを切ります。最初はシャッターの音で逃げてしまいますが、慣れてくると少しは驚きますが逃げることはなくなります。
このようにして撮った写真です。

ちょっと長いブログになりましたが、ご容赦ください。

では、今日はこの辺で





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最終更新日  2011.01.26 08:20:12


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