|
テーマ:まち楽ブログ(32160)
カテゴリ:★特派員(身延町専属ライター)さんの日記
こんにちは、特派員(身延専属ライター)のemmaです。
ホタルの里 一色地区では、少しずつホタルが見られるようになってきました 今日6月1日からは町営駐車場もオープンします! ※今年は東日本大震災の義援金として駐車場料金200円を徴収します。 駐車場内には案内所も設置され、一色地区の皆さんでつくるホタル保存会のメンバーが午後6時から10時まで常駐するので、ホタルがたくさん見られる場所をたずねてみてくださいね 遊歩道や周辺の草むらは保存会の皆さんがきれいにしてくださいました。 せっせと草刈りをしているお父さんに声をかけてみました。 大変ですね! 「見に来てくれた人がヘビにでもくっつかれたら(噛まれたら)困るから。毎年、ボランティアでやってるだよ」 ホタルを見に来てくれるのが楽しみ? 「いつもは人より獣の方が多いようなところだからね。にぃやか(賑やか)になるのは嬉しいね」 ここのホタルは自然発生だから、自然を守るのが大変ですよね。 「ホタルで有名な辰野の衆(人たち)も見ぃ来たけん、ここはホタルが自然発生してるって驚いてた。おらんとう(俺たち)が生きてるうちはきれいにしんと」 ホタルのことを語る表情が輝いているおじいちゃんでした あちこちで揺れている金色の穂は麦です。 町に古くから伝わる麦わら細工のホタル籠を制作するため、地区のお年寄りが畑の片隅で育てているのだとか。 部屋のオブジェとしても素敵なホタル籠。 6月4日、一色公民館で開かれる一色ホタルまつりで300~500円で販売されるそうです。 続いて、田んぼで田植えをしているお母さんを発見。 いい風景だから写真撮らせて! 「やあだよぅ。こうけぇ?」 お母さん、いくつになるですか? 「4月で丸く80になっただよ」 80歳!元気だね。 「働いて食わねならんだから、元気でいんきゃ困るだよ」 あはは、そうですよね。ところでこのお米は、無農薬で育ててるんでしょ? 「農薬はホタルに悪いっちゅうこんだに。私んとうは植えたらもぅそのまんまだよ」 ホタル籠、お母さんも作るの? 「ほうさ。この間、小学生に作り方を教えただよ。私んとうが小さい時はもっと四角い形だったけどね。でも籠に入れて見るより、取る方が楽しかった」 ホタルが出るとうれしい? 「皆がみぃ来てくれるだから、うれしいさよう あんたもホタル見ぃきとくれ~」 もちろん、来ますよ~ 緑が心地よくて遊歩道を歩いていると、なにやら木の葉っぱについた泡のようなものが・・・ これ、珍しいモリアオガエルの卵なのだそう。 理科の教科書では見たことはあったけど、本物に出会えるなんて ホタルが住める自然を守ることは、他の貴重な生き物を守ることにもつながっているんですね! ちなみにこの近くの創明社さんでは、ホタルの里にちなんで「蛍美人」なる山梨県産ワインを販売してます。 アジロン、デラウェア、マスカットベリーAの3種類。1300円。 私は幻のぶどうといわれるアジロンを購入しましたよ。 一色ホタルまつりはいよいよ今週土曜日ですね。 午後6時半スタートです。 地元の子どもたちによるロックバンド「ドラゴン・キッズ」や大塩よさこいソーラン「暖心」、歌謡ショーなどのほか、ほうとう、ホタル籠、うちわ、野菜の販売などがあります。 では、会場でお会いしましょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.01 12:23:44
[★特派員(身延町専属ライター)さんの日記] カテゴリの最新記事
|