|
テーマ:まち楽ブログ(32198)
カテゴリ:ローカルニュース
こんにちは。D(でぇ)です。
先週14日、甲府市は小瀬スポーツ公園の武道館へ行ってきました。 そこで行われていたのは、9月29日(土)から岐阜県で開催される 第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」の、山梨県選手団 結団壮行会。 339人の山梨県選手団を代表して旗手を務めることになったのが、 身延町出身のなぎなた選手、志藤綾香さんです。 一堂に集まった山梨県のトップアスリートたちが見守る中、 山梨県旗が、平出亘副知事から土屋直団長(県体協副会長)を介して志藤さんに授与されました。 ※ 山梨日日新聞の記事 ⇒ こちら ※ 毎日新聞の記事 ⇒ こちら 終了後、早速、テレビ局や新聞社のインタビュー。 凛として、堂々たる受け答えはお見事でした。 志藤綾香さんは、大阪体育大学の4年生。 なぎなた部の副主将を務めています。 8月に開催されたインターカレッジ(全日本学生なぎなた選手権大会)で個人と団体で優勝!! 「『試合』で日本一になったのは人生初だったので、本当に嬉しかった」とのこと。 ※ 山梨スピリッツ(YBS)の記事 ⇒ こちら 綾香さんは、保育園の年長のとき、友達に誘われて「下部なぎなたスポーツ少年団」に入団。 小学校2年生のとき、全日本少年少女練成大会(演技/小学1・2年生の部)優勝。 以後も各種大会で上位入賞を果たします。 甲府昭和高校のなぎなた部に入部し、3年生のときには主将を務めます。 県高校総体で個人戦3連覇。 また、国体には高1で初出場して、今回で7年連続(!)です。 最高成績は高3時、おおいた国体での8位。 今回はさらに上位を狙います。 さて、「ぎふ清流国体」に、なぎなた「成年女子」で出場するのは、綾香さんとあと2人。 そのうちの1人は、綾香さんの妹、志藤瑠美さんです。 (写真左) 瑠美さんは現在、日本女子体育大学の1年生。 国体は、昨年に続き2回目の出場です。 3歳の頃、スポ少へ通う綾香さんの送迎にくっついて道場に顔を出しているうち、先生に誘われてなぎなたを始めました。 綾香さんと同じく、小2で全日本少年少女練成大会(演技/小学1・2年生の部)優勝。 ちょうど綾香さんの卒業と入れ替わるように甲府昭和高校に入学し、なぎなた部へ。 3年生だった昨年は主将を務め、関東高校体育大会では、団体と個人の試合、演技の3種目を完全制覇。 3冠を達成しました。 ※ 山梨スピリッツ(YBS)の記事 ⇒ こちら そんなお2人に、色々とお話を聞かせていただきました。 Q「あなたにとって、なぎなたの魅力って何ですか?」 A綾香さん 「難しいけれど、とにかく楽しいです。 何より、なぎなたを通して、大勢の人たちと関われることがとても幸せです」 A瑠美さん 「努力して練習すれば必ず上達できるし、上達すればそのさらに先が見えてきて、『もっと練習しよう』と思わせてくれます。自分の成長を自分自身で実感させてくれるところが、私にとっての、なぎなたの魅力です」 山梨のなぎなたを牽引する、若き選手の皆さんです。 頑張ってください!! ※ ぎふ国体のHP ⇒ こちら -------------------------------------------------------------------------------- 旧下部町は、昭和61年(1986年)の第41回国民体育大会「かいじ国体」の、なぎなた競技会場。 町では、開催地に決定した昭和56年から5年をかけて、町内の特に小・中・高の選手育成に力を入れてきました。 そして迎えた、かいじ国体本番。 山梨県チームは、町内選手2人を有する「少年の部」で、演技、競技ともに優勝を果たしました。 その後、平成元年には「下部なぎなたスポーツ少年団」が発足し、全国レベルの選手を何人も輩出。 また、かいじ国体で活躍した当時の若い選手は、後に指導者となり、志藤姉妹もその薫陶を受けたのでした。 色々なことが次の世代、また次の世代へと受け継がれていきます。 志藤姉妹を始めとする若い現役選手たちがやがて指導者となり、その教え子たちがまた全国の桧舞台で活躍する時代が、いずれ訪れるのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.09.19 14:57:59
[ローカルニュース] カテゴリの最新記事
|