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テーマ:まち楽ブログ(32201)
カテゴリ:自然
こんばんは。D(でぇ)です。
ちょっと間があいちゃったんですが、よろしいでしょうか? 先月18日(日)の午後、本栖湖へ行ってきました。 本栖へ行くには、国道300号を東へクルマを走らせます。 古関から緩やかな坂道へと変り、やがて九十九折の急な山道となります。 通称「本栖みち」。 最近は、「甲州いろは坂」と呼んでいます。 この道は、紅葉の名所。 シーズンには多くの人が訪れます。 安全運転に気をつけながら、周りの景色を楽しみました。 クルマを停める場所が限られてしまうので、あんまり写真は撮れませんでしたけど。 カーナビの地図でみるとこんな感じ。 ヘアピンカーブの連続です。 ちなみに「中屋敷」「燈(とぼし)」は大字「中之倉」の中にある地名です。 「甲州いろは坂」を上りきると「中之倉トンネル」に入ります。 このトンネルを出る瞬間が、子どもの頃からとても好きなんです。 「今日は富士山見えるかな?どうかな?」とワクワクするんです。 この日は期待通り、すばらしい富士山! トンネルを出てすぐ右へ曲がり、湖畔道路へ入りました。 奥へ進んで浩庵さんの前へ停めます。 さすが、秋の行楽シーズン。 こんな晴天の日曜日ですから当然なんですけど、すごいお客さんの数。 皆さん、キレイな紅葉と富士山をバックに写真を撮っていました。 ご存知の方もいると思いますが。 現在の千円札、旧五千円札の逆さ富士は、富士山写真家の故・岡田紅陽氏が撮った「湖畔の春」という作品がモデルになっています。 その撮影地がこの本栖湖畔です。 しかし、上の写真とお札を見比べてみると、実は地形に微妙な違いがあります。 例えば、富士山の左の稜線と、左のこんもりした「大室山」の稜線の関係。 そうです。 実際に「湖畔の春」が撮影されたのは、ここからさらに山を登った「中之倉峠」なんですね。 というワケで、せっかく天気も良いので、峠まで登ってみることにしました。 公衆トイレのすぐ横から、中之倉峠へと続く山道があります。 幸い、私の少し前を歩く方がいましたので、寂しくはありません。 斜面の歩道を、えっちらおっちらと登って行きました。 遠くからカケスの「ジャージャー」と鳴く声も聞こえます。 ゆっくりゆっくり歩いたので、30分ほどかかって中之倉峠に到着。 展望台から望む本栖湖は最高です。 わずかですが風があるため、湖面に波がたち、残念ながら逆さ富士は見えませんでした。 富士山の稜線と大室山の稜線が重なっているのが分かりますか? 湖畔で撮った最初の写真と比べると、微妙に違っていますよね。 お手元の千円札と見比べてみてくださいね。 ここは中之倉トンネルの真上あたり。 見下ろすと・・ ちょうど国道300号から湖畔線に入ってすぐの広場が見えます。 さわやかな秋の風がカサカサと葉っぱをゆらす心地良い音が聞こえます。 「ジュリ、ジュリ」と可愛らしい鳴き声が。 ピンポン玉みたいなエナガの群れが、すぐ近くまで寄ってきてくれました。 あんまり人を恐れないので、昔から好きなんですよね。 この展望、全く飽きません。 いつまででも眺めていたかったのですが、そうは言っても下りることにしました。 さっきまで上から見下ろしていた広場へ着地。 振り返って中之倉峠はどこかな・・と探してみました。 ココです。 展望台の手すりがうっすら見えますか? 湖畔もいいですが、たまには峠からの絶景を楽しむのもおススメです。 ただ、登る際には足元に、くれぐれも注意してくださいね。 紅葉の季節が終わると、澄んだ本栖湖の姿が 楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.05 20:04:16
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