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やまなしブランド公式ブログ 山梨県知事と職員のブログ~やまなしものがたり

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カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第13話

Rクラブ

 丸藤では1997年に「Rクラブ」というぶどう畑のオーナー制度を開設する。Rクラブに入った会員は、垣根仕立てのぶどうの木30本のオーナーとなる。そして1年に5、6回勝沼にやって来て、剪定、誘引、除草、収穫など、ぶどうの世話のお手伝いをしながらワインの勉強をする。

 そして翌年、自分達が何度も通った畑で収穫されたぶどうのワインを飲む。もちろん農作業の後には、ワインの試飲やワインパーティもついている。やたらとワインの銘柄を暗記するような勉強とは、ひと味もふた味も違ったワインの学校が、丸藤では開催されている。

「去年のメンバーにイギリス人がいたんですが、彼の友人のオーストリア人が一緒に来て作業をしたときのことです。本当はぶどうの回りの葉を取って日当たりを良くしたり、風通しを良くするのが目的だったんです。でも、言葉がよく通じなくて、彼、1m位の間、葉っぱを上から下まで全部取っちゃったんです(笑)。前だったらこの野郎、なんて思ったかもしれませんが、まあ、それくらいはしょうがないかなって、最近はようやく、そう思えるようになりました」

 そんな笑い話のようなこともあるが、参加者はいったって真剣だ。自分が作業したことでぶどうが変になりはしないか。木が枯れたりしないかと。

 そんなワイン造りの共同作業は、従来の消費者とワイナリーという構造を超え、「ものづくり」の喜びを共有するという、新しい関係を生み出してきている。そして、労働を通してワインを深く知れば知るほどその背景が分かり、商品となって現れた「もの」への愛着が深まっていく。

「でも、中にはいるんです。『オレがこんなに苦労したんだから、うまいワインを造らないと承知しない』っていう人が(笑)。だから、僕も今まで以上に真剣にならざるをえないんです」

 「Rクラブ」は、商品を買うだけでは収まらなくなった消費者に対して、勝沼の土地に根ざした産業だからこそできる新しい「もてなし」の形だといえる。





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最終更新日  Jan 4, 2011 11:05:31 AM


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