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やまなしブランド公式ブログ 山梨県知事と職員のブログ~やまなしものがたり

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7.ビタミン物語

Jan 16, 2011
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カテゴリ:7.ビタミン物語
観光部の仲田です。

みなさん、ご存知でしたでしょうか?

毎月第一日曜の午前6時から7時。
甲府駅前は100名を越す人でにぎわいます。

syuugou

このグループは、駅前清掃活動のグループです。
山梨掃除に学ぶ会を中心に、既に10年以上の活動をしています。

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交番のおまわりさんも参加です。

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捨てられたガムを剥がしています。このこの子は小学生。もう何年も通っているそうです。

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タクシー乗り場。
この活動によって、しだいに運転手さんたちもタクシープールの掃除を始めたそうです。

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山交デパートの前も。自転車が邪魔ですね。

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掃除用具を片付けます。山梨掃除に学ぶ会のものです。

02.JPG
終わりの会です。

01.JPG
甲府城からの富士山です。

皆さまも参加してみたらいかがでしょうか?
特に申し込みは必要ありません。
http://www.souji.jp/Kakuchi/Kanto1.htm
http://hajime.ota-kogyo.com/?eid=41





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甲府盆地は晴天率がとても高いので、日差しもたっぷり!
おいしいイチゴが育ちます。

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最終更新日  Jan 17, 2011 09:35:25 AM

Jan 3, 2011
カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第14話

振り返ると物語がある

 1999年に入り、赤ワインブームもようやく少し落ち着いてきた。ブームの中でワインは大いに市場を拡大し、これまで以上にワインは多く飲まれるようになった。しかも、若い人は外国の本格的なワインからワインの世界に入ってきているという状況だ。

「美味しくないワインが、飲む人から『美味しくない』と言われるようにならないと、日本のワインは美味しくならないんですよ」

 ワインなら何でもいいというお客さんばかりでは、造る方も知らず知らずに何でもいいということになってしまう。美味しいワインを求める厳しい視線こそが、これからのワイン産地を育てていくのではないだろうか。

 そしてまた、ワインとぶどうの関係をもっとよく知ってもらう活動を続けていくのが勝沼のワイナリー。そして大村さんの使命なのだろう。

 消費者とワイナリー、両者が影響しあうことで、本当のワイン文化が生まれるのだ。今までは『美味いワインがない』『ワインの味を知らない消費者が多い』『ワインに合う食がない』……など、何かがないのを常に他人のせいにしてきた。

 しかし、Rクラブで明らかになった消費者とワイナリーの共創関係。それは未来の勝沼を左右する重要なキーワードになるのではないだろうか。

「いろいろやっていくと、やっぱり『日本でワイン造るのはちょっとしんどいな』って思っちゃったりする事もあるんです。でも最後は、『自分が美味しいと思って飲めるワインが造りたい』っていうことにつきますね」

 造りたいワインを造る。納得できるワインを造る。そんな決意から動き出した様々な取り組みは、既にあるものは花開き、あるものは外部の人を巻き込みながら、少しずつ産地全体を変えてきている。創業100年目から始まった新しい丸藤の歴史。振り返って大村さんはこう語る。

「べつに、物語を作ろうと思ってチャレンジしてきたんじゃないんですけど、振り返ってみると、後でそれは物語になってる。そういう感じですかね」

 大村さんとルバイヤートワインの物語は、まだまだ終わらない。


1992年『彩果農場』
提供:仲田エンタープライズ1999





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最終更新日  Jan 4, 2011 11:08:05 AM

カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第13話

Rクラブ

 丸藤では1997年に「Rクラブ」というぶどう畑のオーナー制度を開設する。Rクラブに入った会員は、垣根仕立てのぶどうの木30本のオーナーとなる。そして1年に5、6回勝沼にやって来て、剪定、誘引、除草、収穫など、ぶどうの世話のお手伝いをしながらワインの勉強をする。

 そして翌年、自分達が何度も通った畑で収穫されたぶどうのワインを飲む。もちろん農作業の後には、ワインの試飲やワインパーティもついている。やたらとワインの銘柄を暗記するような勉強とは、ひと味もふた味も違ったワインの学校が、丸藤では開催されている。

「去年のメンバーにイギリス人がいたんですが、彼の友人のオーストリア人が一緒に来て作業をしたときのことです。本当はぶどうの回りの葉を取って日当たりを良くしたり、風通しを良くするのが目的だったんです。でも、言葉がよく通じなくて、彼、1m位の間、葉っぱを上から下まで全部取っちゃったんです(笑)。前だったらこの野郎、なんて思ったかもしれませんが、まあ、それくらいはしょうがないかなって、最近はようやく、そう思えるようになりました」

 そんな笑い話のようなこともあるが、参加者はいったって真剣だ。自分が作業したことでぶどうが変になりはしないか。木が枯れたりしないかと。

 そんなワイン造りの共同作業は、従来の消費者とワイナリーという構造を超え、「ものづくり」の喜びを共有するという、新しい関係を生み出してきている。そして、労働を通してワインを深く知れば知るほどその背景が分かり、商品となって現れた「もの」への愛着が深まっていく。

「でも、中にはいるんです。『オレがこんなに苦労したんだから、うまいワインを造らないと承知しない』っていう人が(笑)。だから、僕も今まで以上に真剣にならざるをえないんです」

 「Rクラブ」は、商品を買うだけでは収まらなくなった消費者に対して、勝沼の土地に根ざした産業だからこそできる新しい「もてなし」の形だといえる。





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最終更新日  Jan 4, 2011 11:05:31 AM

Jan 2, 2011
カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第12話の2

 畑でぶどうを育て、そして穫れたぶどうを工場でワインにする。勝沼のワイナリーは、そんな当たり前の流れを、あまりうまく見せることができていないのではないか。東京から1時間ちょっとの絶好の場所にありながら、いかにももったいない話だ。

 さらに最近では、工場を見てワインを試飲するだけの訪問では、我慢できなくなってしまった人も多くなっている。丸藤に訪れる人々の中にも、東京のソムリエ・スクールの生徒さん達がいる。熱心な生徒さん達はワインを学ぶにつれ、机上の勉強だけでは物足りなさを感じ、そして勝沼にやって来るのだ。

「所詮、買ってきた酒の飲み比べに過ぎないんですよね。ワインスクールでは。カベルネ・ソーヴィニヨンはこういう感じ。メルローはこういう感じって。でも、写真でいくらぶどうの写真や絵なんか見たって分かんないんですよ。それで、触ってみたい、食べてみたい、味わってみたい。こうなっちゃうんですよね」

 畑の土の匂いや、ワインを熟成する樽の木肌。そんなものを実際に見て触れることによって、ワインが分かってくる。ワイナリーの試飲室を出て、ぶどう畑へ。そしてその延長線上には、ぶどう作りの農作業がある。

ワインを本当に愛してもらうには、農作業を体験してぶどうとワインをもっと身近に感じてもらう必要があるのではないか。これからの勝沼には、ワインとワインに関わる農業を知ってもらうワイン学校としての機能が必要なのではないか。そう大村さんは考える。

「そうなっていくとやっぱり、ぶどう作りに参加してもらうような段取りを作りたいなあという気持ちがありまして……」

 そこで大村さんは、自家農園とワイナリーをそんな場所として提供することにした。





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最終更新日  Jan 4, 2011 11:03:51 AM

カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第12話の1

ワイン学校、勝沼

 丸藤には様々な人々がやって来る。「最近、何だか知らないけど、おもしろい人が多く来ます」と大村さん。

 ソムリエ、酒屋やレストランのご主人、マニアックなワインファン、そして一般の観光客。勝沼は国内最大のワイン産地であり、なおかつ東京からは世界で一番近いワイン産地だ。

 勝沼がこれからワイン産地として生き続けるためには、そんな人達にワインの事をもっと知ってもらいたいと思うと同時に、勝沼をもっと知ってもらい、勝沼のファンになってもらうことが重要だと大村さんは考える。

「当然いいワイン造りが前提ですが、それに加え、やっぱり僕らが生活してる姿が格好良くなくちゃいけないと思うんですよ。『田舎っていいわよね』ってね(笑)」

 畑でぶどうの世話をした後、ワインを飲みながら歓談をする。そんなとき、大村さんはなるべく屋外でワインを飲むようにしている。

 手塩にかけたぶどう畑の傍らで、甲府盆地を見下ろしながら飲むワインは格別の味に違いない。そしてそれを見る人はまた、その何ともうらやましい風景に新しい勝沼の姿を見ることになる。

 そんな風に勝沼のファンづくりを考えていくと、どうしても外せないのがぶどう作りの世界だ。

「基本的にワイン造りは農業なんですよね。だから今、都会の人達にもっと農業やぶどう畑のことを知ってもらわないと、勝沼のワインは守っていけないと思うんです」





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最終更新日  Jan 4, 2011 11:01:59 AM

Jan 1, 2011
カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第11話

蔵コン

 丸藤では1988年から、ワインの貯蔵庫を開放したコンサートを開いている。通称『蔵コン』と言われるこのコンサートは毎年、勝沼周辺が桃の花でピンク色に染まっていく季節に行われる。これまでアコーディオン、ジャズ、シャンソン、ハワイアン、フォークと種々様々なジャンルのライブが開催された。

 ワイン蔵の中に、ぶどうの収穫ケースが椅子がわりに敷き詰められ、数百名のワインファン達がグラス片手に蔵の中でワインと音楽に酔いしれる。

 ワイナリーのコンサートは色々な所で開催されているが、尾崎紀世彦、cobaなど形式ばらないアーティストの人選、屋外ワインパーティの和気あいあいとしたフレンドリーな雰囲気は、数あるワインコンサートの中でも異色の存在だ。

「僕らが自分たちできれいにした蔵を見てもらいたいっていう気もあるんです」

 こんなことを話す大村さんだが、このコンサートも実は、従業員の手作りと、そして常連客となった熱狂的な丸藤ファン達のボランティアによって成り立っている。手作りだからこそ、ある意味では完成度が高くない。

 だからこそ参加者はお客さんの立場だけでは我慢できず、いつの間にか私も何かしたいと、思わずもてなす側になってしまう。蔵コンのフレンドリーな雰囲気のひみつはどうやらそこにあるようだ。

 家庭的な匂いのするこのコンサートは、小規模ながら毎年定員超過を繰り返す丸藤の人気イベントに成長している。





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最終更新日  Jan 4, 2011 10:59:14 AM

カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第10話の3

 後になって考えれば、3週間ほかの仕事ができなくたって、それは何でもないことだと大村さんは振り返る。それよりも手間暇を掛けた分、思い入れの強い場所ができたというメリットの方が、丸藤にとっては大きい。

「そこへ行けば、『実はここはうちの社員がね……』って必ず言えるんですから。言うと『なんとなく暖かいわよね、足の下が』(笑)なんて言う風になってくるんですよ」

 瓶詰めラインの改装にしてもそうだ。「僕らは仕事をしながらぶどう畑が見たいんだ」という一念を押し通し、畑に面した壁をガラス張りにした。工場見学に来た人達は、そこでぶどう畑を眺めながら瓶詰め作業をする社員を見て「いい所で仕事ができていいなぁ」と思ってしまうだろう。それこそが大村さんの狙いだ。

「機械なんか見せたってしようがない。僕らが楽しそうに働く姿が見えればいいんですよ。あとは、ぶどう畑の傍らで一杯飲めるようなテラスとか、そういうものが欲しいですね」

 最先端の機械とフルオートメーションの工場を見学者に見せれば喜ばれるなんていう時代はもう終わった。わざわざ小さなワイナリーに来た見学者に大手と同じものを見せても仕方がない。楽しそうにワイン造りに励む自分達の姿をこそ、見て帰ってもらいたいと大村さんは考える。

かつて機械が主役だった工場が、働く人の姿を見てもらう場所に変わって行く。オープン・ファクトリーという言葉があるが、ここにはその一つの答があるのではないだろうか。





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最終更新日  Jan 4, 2011 10:58:19 AM

Dec 31, 2010
カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第10話の2

 そもそも、社屋の一階にあるカウンターだけの小さなショップを除けば、この工場はもともと見せるための用意はされていなかった。しかし大村さんは丸藤を訪れる人たちのために、この何年かの間に幾つかの改装を行い、見学コースを整備した。

 今、工場の中を歩くと、丸藤100年の歴史を物語る手作り風味あふれるギャラリーがあり、かつてのコンクリート製ワインタンクを改造した瓶貯蔵庫があり、樽の木材で作った煉瓦が敷き詰めてある樽貯蔵庫など、工場の外観からは想像できない魅力的なスポットが私たちを待ち受けている。

 そして、さらに驚くべきことは、これらは10人に満たないワイナリーの従業員が自分達の手でこつこつと作り上げてきたということである。

「毎年少しづつ、自分たちでやってるんです。『楽しい事は自分たちでやろう』って。実は金が無いからそういうことにしてるんですけど(笑)。でも、一つは社員にね、やっぱり『自分がやった』っていう、思い入れを持ってもらいたいってこともあるんです」

 ワイナリーで働く人の汗や楽しさがいい方向へ蓄積していくような方法。そういった蓄積が、金額には代えられない企業の大切な資産になって行く。

 しかしそれには、例えば数少ない社員に3週間かけて木レンガを敷き詰める作業に専念させるという経営者にとっては忍び難きに耐える力が必要だ。

「でも僕は我慢できなかったから少し手伝ったんですよ(笑)。それで煉瓦が隙間だらけになっちゃった(笑)」





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最終更新日  Jan 4, 2011 10:52:14 AM

カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第10話の1

消費者とワイナリーの新しい関係

手作りの社屋改造

 丸藤のワインに惚れ込むルバイヤートファン達。そんな人達はワインを味わうことで、もっと丸藤のワインを、そして丸藤ワイナリーを知りたくなる。

 あのワインはどんな場所で造られているんだろう。どんな人達がワイナリーで働いているんだろう。そして勝沼っていうのはどんな場所なんだろうか?

 そんな気持ちで丸藤を訪れる見学者達をどんな風に迎えるのがいいかと大村さんも考え、様々な工夫をするようになる。

 国道20号、勝沼バイパスの藤井交差点を南に折れ、車で1分もかからぬ所に丸藤ワイナリーはある。ぶどう農家の家にまぎれて、見過ごしてしまうような目立たない小さなワイナリー。

 ふつうの田舎の民家にあるのと同じような造りの地味な石の門をくぐると、左手に大村さんの実家と庭、そして正面と右側に木造の社屋兼工場が見える。

 丸藤の社屋は、どちらかといえば年代を経た農家の大きな納屋を連想させる。初めて丸藤に来た人は、まずこの田園風景に溶け込んだような工場のたたずまいに驚かされるはずだ。

 しかし正面の社屋に目をやると、植木鉢で飾られた真っ白い壁にはルバイヤートの『R』のロゴ、そして「Since 1890」の文字がアクセントとなって、品のいい雰囲気をかもし出している。





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最終更新日  Jan 4, 2011 10:51:03 AM

Dec 30, 2010
カテゴリ:7.ビタミン物語
1992年『彩果農場』 大村春夫 【丸藤葡萄酒工業(株)】

第9話の2

 醸造家としての大村さんと、経営者としての大村さんの葛藤が生まれる。そしてついに98年5月、主力製品である1500円の定番赤ワインにバルクの使用を決める。従業員の生活を預かる身として、大村さんは定番商品の欠品を防がなければならなかった。

「辛かったですね。でも、もとをただせば、ぶどうが大切だと言いながら、ぶどうの確保に手を抜いていた私の責任なんですけどね……」

 そう大村さんは語る。経営者として商品が売れるのは好ましいことであるはずだが、しかしこれはやはり大村さんにとって苦渋の決断だった。会社の屋台骨である定番商品は、もう在庫はありませんでは済まされなかったのだ。とは言え、創業百年目の決断に比べ、何と苦い後味が残った決断だったのだろう。

 そしてこの赤ワインブームという風が、せっかくいい方へ向かいつつあった勝沼のワイン産地を変えてしまうのではないかという懸念もある。「大村さん、良いぶどうやワインを造るにはお金がいるね。だったら今バルクで稼いでそれをワイン造りに投資すればいいじゃん」大村さんの挫折をこう言って慰める人もいる。

「そりゃぁそうだけど……凄く心配です。急激にブームになって、バルクワインがあまりにも普通に使われちゃって」

 バルクを使うと、手を汚さなくてもワインが出来る。それが続くと、汗を流してまでぶどうを作り、ワインを造るところに戻れるか?これを大村さんは心配しているのだ。

「今からぶどうを植えても5年はかかる」

 ある程度方向性が見えてきた自家農園のワイン専用ぶどう作りを、早急に本格的な実践に移す。このことがこれからの大村さんの課題となった。このように、商品が売れていく一方で、大村さんは丸藤のファン達からの視線を今まで以上に感じてきている。


 2000年、丸藤葡萄酒は国産ぶどう100%の蔵に戻った。






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山梨県立美術館 所蔵作品特集展「ひびきあう作品たち」
                   (1月15日~2月27日)
山梨県立美術館の所蔵コレクションから逸品の作品を展示します。
普段なかなか観られない作品たちに出会う機会をお見のがしなく。

■詳しくはこちら↓
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/specialexhibit_201011.html
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最終更新日  Jan 4, 2011 10:48:33 AM

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