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カテゴリ:県庁とっておき情報(農業・農村)
揖斐農林事務所農地整備課です。
この棚田は、「ぎふの棚田21選」に西濃で唯一認定されている「貝原棚田」で、揖斐川町春日美束にあります。今からなんと300年以上前の江戸中期には開田されていたと言われ、168枚の田んぼが等高線に沿って作られています。(ちなみに「棚田」とは、傾斜が1/20以上の急なところにある田んぼのことです。)
5月22日(土)に「田植え」が行われました。地域の方の指導のもと、都会の方や今年から棚田米を作り始めた企業の社員家族の方々が参加されました。折しも丁度、一週間前に六本木ヒルズで古田知事も植えられた、日本一おいしいお米「龍の瞳」も植えられ、参加者からは『収穫が待ち遠し~い!』の声があちらこちらから聞かれました。
田植えから1ヶ月近くが経った6月27日(日)に、草刈りが行われました。あいにくの雨模様にもかかわらず、地域の方々とボランティアの方々によって耕作されていない田んぼの周囲などの草刈りが行われました。熟練された方や、腕に覚えのある方ばかりで、その仕上がりは完璧でした。
また、6月30日(水)には、春日小学校3・4年生が田んぼの草取りを行いました。「田んぼの中に入って稲の周りの土を踏むことで稲の「根」がより強く張り、丈夫な稲ができる。」と地元農家の方の話を聞き、昔ながらの手作業で5月に植えた田んぼの草取りを行いました。地元農家の方によれば、今では除草剤を使うため、この様な作業を見受けることはほとんど無いようです。 なお、秋には、都会の方、春日小学校のそれぞれで稲刈り・はさ掛けが予定されています。
最後に、滋賀県との県境に位置する伊吹山は薬草の宝庫と言われ、春日地域では昔から薬草風呂や薬草料理などに利用され、これらの薬草は、平成20年3月に飛騨・美濃じまん運動の「じまんの原石」に認定されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 27, 2010 09:26:17 AM
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