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June 1, 2011
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皆さん、東濃地方には独特の「かつ丼」文化があるのをご存知ですか?
かつ丼と言えば、とんかつをだしの効いたつゆで煮て卵でとじたのが一般的だと思います。

卵でとじないかつ丼となると、福井県や長野県などの「ソースかつ丼」が有名ですし、
「味噌かつ丼」は岐阜県内の割とあちこちのお店で食べることができます。

でも、実は東濃地方にもちょっと風変わりな「かつ丼」があるのをご存じですか?
歴史があって、しかも地域によっていろんなバリエーションがあるんです。

恵那市明智町の「デミかつ丼」や瑞浪市の「あんかけかつ丼」は、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません(これらも是非お試しいただきたい!)が、
今回は、土岐市の「てりかつ丼」をご紹介したいと思います。

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「てりかつ丼」は「デミかつ丼」に近い感じですが、ややケチャップの味が強い、よりシンプルで飽きのこない味が特徴です。

土岐市内に昔からある定食屋さんなどではとてもポピュラーで、
普通に「かつ丼」を注文すると、この「てりかつ丼」が出されたり、
店員さんから「テリですか?トジですか?」と聞き返されたりすることもあります。
都会で「かつ丼」を頼んだら、「卵とじ」が出てきてビックリ!なんて経験をした土岐市民も多いとか。

そんな土岐市のオススメてりかつ丼をドド~ンとご紹介!

『ちちや』

まずは、JR土岐市駅前のファミリーレストラン『ちちや』!
ここから始めないわけにはいきません(「てりかつ丼」発祥の店とか)。

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ここの「かつ丼(てり)」は、一見みそタレのようですが
実は、ハヤシライスの素にケチャップソース・しょうゆなどを合わせたもの(by土岐市商工会議所)で、
この店の味から「てりかつ丼」を学んだお店もあるそうです。

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ご覧のとおり、千切りキャベツの上には、やや赤みがかったタレがかかったとんかつ。
まさしく「テリ」っていう感じです。
サクサクのとんかつを一口かじると、タレの甘みと酸味が口いっぱいに広がり、即座にご飯をかき込みたくなります。
意外に、味はくどくなく、一気に完食してしまうこと間違いなし!


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あっという間に完食です。
『ちちや』は、かつ丼以外にも定食メニューが豊富です。家族みんなで楽しめるお店ですよ!

ちちや
 ・住所:土岐市泉町久尻32-11(JR土岐市駅から南に向かって徒歩300m程度/駐車場完備)
 ・電話:0572-55-3214
 ・定休:月曜日
 ・営業:11:00~14:30、16:30~20:00

 


『味乃屋(あじのや)』

お次は、土岐市役所のすぐ近くにある『味乃屋』。

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店はそれ程広くはないですが、民芸調でこざっぱりした感じ。
照明は控えめで、ちょっとお酒でもひっかけたい感じです。

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この店でもかつ丼は、当たり前のように「てりかつ丼」です。
やや大きめの丼にお吸い物が付いてます。
丼には結構ぎっしりご飯がつめられており、タレもたくさんかかっています。
このタレは酸味が少し強めですが、とんかつのお肉によく合います。
ここの「かつ丼」のお値段は他店に比べて若干安めの680円。値段、ボリュームとも、まるで学生向きって感じですよ。

『味乃屋』
 住所:土岐市土岐口北町1-35
 電話:0572-54-6383
 定休:水曜日
 営業:11:00~20:30


『旭家食堂』

最後にご紹介するのは、国道19号から一本市街地に入った所にある『旭家食堂』。

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こちらもキャベツの千切りがご飯の上に乗っていますが、とんかつの下に敷いてあるという感じではありません。
でも、とんかつとご飯と一緒に食べると、やっぱり歯応えがよくさっぱりとした感じになります。
タレの酸味は薄く、甘くてやさしい感じで、食べやすい気がします。
とんかつ自体もやわらかくてとてもおいしいです。
とんかつ用の豚肉はもちろん、お米や「中華そば」などのダシ用の鶏など素材にはこだわっているそうです。
また、やさしい味付けはお子様からお年寄りまで幅広く愛されていることがご自慢だそうです。

ちなみに、地元のお客さんは
「かつ丼」と中華そばやうどんなどの麺類を一緒に食べる人が多いようです(土岐市内では、どこのお店でもそのようです)。
江戸の昔から陶磁器業が盛んな土地柄だけに、
ずっしりと重い陶土や千何百度という窯の火の熱にも負けない体力を養うために、職人さんがガッツリ食べてきたことの名残でしょうか。

旭家食堂では、お品書きに「かつ丼(小)」と「中華そば(小)」をわざわざ並べて短冊で書いてあります。
ここは中華そばもおいしい(あっさりしたしょうゆ味で、昔なつかしい感じ)ので、オススメです。

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なんでもこのお店、85年程も前からやっているとのことで、
名物の「かつ丼」も「中華そば」も何十年も味を変えずにやっているそうです。
そのため、昔土岐市に住んでいた人が故郷の味を懐かしがって遠方からわざわざ来たり、
帰省時には必ずこのお店で食べるという人が多いとのことです。

旭家食堂』 
 ・住所:土岐市泉大島町3-16(広い駐車場有り)
 ・電話:0572-55-2873
 ・定休:火曜日
 ・営業:11:30~13:50、17:00~19:30

近年、全国各地のB級グルメが注目されていますが、
こんな風に地域の人々の生活に自然に溶け込み、また地域の人々によって守られてきたものが多いんだと思います。

土岐市の「てりかつ丼」はまだあまり知られていないようなので、
このブログのせいで(?)知名度が高くなって味が変わったり、地元の人が行きにくくなってしまったりするのは不本意ですが、
「てりかつ丼」の味は他にない独特なもので、一度食べるとクセになること間違いなし!
是非多くの人に知ってもらいたいなぁと思います。

土岐市内には他にも「てりかつ丼」を出すお店があるようなので、
皆さんも、土岐プレミアムアウトレットでのお買物のついでに、あるいは、東濃地方へのドライブの際には、土岐市内で「てりかつ丼」味比べをしてみてはいかがでしょうか。

 

P.N.ときめきの土岐太郎









Last updated  June 1, 2011 12:37:14 PM
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