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December 2, 2014
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みなさん、こんにちは!西濃振興局です。

さて、今回のテーマは輪中館でございます。

輪中館とはその名のとおり輪中を学ぶための施設で、写真のとおり、一般の方から提供された当時の写真や生活用品、ジオラマや学習資料などにより輪中についての理解を深めることができる仕様になっています。

輪中1.jpg

 

ところで、そもそも輪中って何?という方のために。

我々は、河川が氾濫した時に住居が浸水しないようするために、河岸に堤防を建設します。

実は、この堤防にもいろいろと種類があるのです。

たとえば、堤防にあらかじめ切れ目を入れておくことで、決壊のリスクを減らし、排水をスムーズに行う霞堤。(かつて武田信玄が考案したそうです)

川の流れと直角方向に設置することで、流速の軽減、遊水池の確保を行う横堤。等々。

 

その堤防の1つに、輪中堤というものがあります。

輪中堤は一般に、集落や耕地の周囲を囲うように設けられた堤防のことを指しており、木曽三川下流域に分布しています。

つまり、輪中を定義すると、洪水による被害を防ぐため周囲一帯を堤防で覆い囲んだ集落、と言うことができます。

 

濃尾平野に位置する西濃地区は木曽三川や広大な自噴帯を有し、大垣などは古くから「水の都」と呼ばれていました。

その一方、標高が低く雨量が多いといった条件などが重なって、ひとたび河川が氾濫すると大規模な洪水となり、人々は対策を迫られました。

そこで考案されたのが輪中なのです。

西濃地域には、住居の造りや地名など、随所に水郷地帯であることを示す手がかりが残存しています。

普段はあまり意識しませんが、ふと通りがかった水防倉庫や水神さんなどの由来を知っていると、何げない風景が違ったものに見えるかもしれません。

旅行やイベントで西濃地区を訪れた時には、雑談のネタにもなります(*^_^*) 

 

今回は、そんな「輪中」について教えてくれる施設、輪中館について紹介させていただきます!

輪中専門の学習施設というだけあって、輪中館には各種資料が揃っています。

最初にも触れましたが、当時の堀田や住居の写真、生活用品(農具等)、集落のジオラマや学習プリントなどがそうです。

 

なお、本来は館内での撮影はできませんが、特別に許可を頂いて、その一部を写真に収めさせていただきました。

展示資料の中には当時実際に住んでみえた方からの寄贈品も多くあり、とてもリアリティがあります。

 

(1)集落ジオラマ

さて、小さくて判り辛いかもしれませんが、写真をご覧ください。

輪中2.jpg

 

集落箇所は限定されており、堤防で囲まれたエリアのほとんどが水田です。

今でこそ徳川将軍御膳米などが知られておりますが、海抜0メートル地帯ともいわれる輪中地域は高地からの悪水が溜まりやすく、もともと稲作に適しているわけではありません。

そこで江戸時代から、堀田(ほりた)の造成が始まりました。

堀田とは、田の一部の土を隣接箇所に積み上げて高くし、高低を設けたものをいいます。

高部で耕作、低部で排水と役割を分散させることで、それまで発生していた水損不作を防止できるのです。

 

イメージしづらい、という方は輪中館各所に置いてある学習プリントをご覧ください。

輪中5.jpg

各展示物の解説をしてくれるこのプリント、これが何とも分かりやすい。

ご来館の際はぜひ手に取ってみてください。

堀田についても、当時の写真を添えてわかりやすく解説されています。

 

話は飛びましたが、輪中を象徴するこの堀田は、昭和30~40年代に行われた土地開発事業により、今ではその姿を見ることができません。

しかし、輪中館では当時の堀田の写真が種類別に展示されており、その姿を確認することが出来ます。

一見、田んぼに見えないミステリアスな風貌をしていますが、迷路のような構造に思わず見入ってしまいます。

出来れば生で見たかった...

 

つづく







Last updated  December 2, 2014 12:02:32 PM
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