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July 24, 2015
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私の地元、飛騨古川では1月15日に「三寺まいり」という行事が行われますスマイル

しかし、なぜ、この日に行われるのか、参拝するお寺が決まっているのか、いつ頃から始まったのか、それぞれのお寺は、どのような歴史をたどったかということは、地元以外の方には、あまり知られていないのではないかと思います。

そこで、今回は、この「三寺まいり」にまつわる話をご紹介したいと思いますグッド

 

なぜ、1月15日に行われるのか?

三寺まいりは、浄土真宗の開祖として有名な親鸞聖人の「西暦に換算した命日」にあたる1月16日の前日に「西本願寺(正式名称は浄土真宗本願寺派)」の円光寺、真宗寺、本光寺の三ヶ寺を参拝しつつ親鸞聖人の遺徳をしのぶ行事です。

浄土真宗各派では、親鸞聖人が亡くなる前の7日間、「報恩講」と呼ばれる重要な法要が営まれますが、初日の夜と命日前日の夜の法要が特に重視されるため、命日前日にあたる1月15日に行われています。

なぜ、わざわざ「西暦に換算した命日」と書いたか?

それは、親鸞聖人が亡くなった鎌倉時代の暦(つまり旧暦です。)では、命日は11月28日ですが、明治5年、暦が現在の西暦(太陽暦)に変わったとき、西本願寺は、命日を西暦に換算し、その結果が1月16日となったためです。

なお、他の浄土真宗各派では、旧暦の日付のまま命日にしていることがあるため、報恩講の期間が異なります。東本願寺(正式名称は真宗大谷派)が分かりやすい例ですウィンク

 

なぜ、参拝するお寺が決まっているのか?いつ頃から始まったか?

お寺の立地場所、三寺まいりが西本願寺の報恩講を基としていること、そして、宗派が同じであることが非常に重要です!

三ヶ寺は、いずれも飛騨古川の町中に建てられていますが、実は、三ヶ寺のうち、真宗寺と本光寺は、本願寺が東西に分かれた当初は東本願寺のお寺でした。ところが、様々な理由(これは今でも正確な理由は分かりません。)により、宝永3年(1706年)、西本願寺に宗派替えしました。

これで、町中の浄土真宗三ヶ寺が西本願寺のお寺となったため、これを祝って三寺まいりが始まったという説もあります。

 

最後に三ヶ寺の歴史を簡単にぱー

円光寺

円光寺は昨年、創建から500年を迎えました。

最初は、現在の高山市国府町宇津江に建てられ、その後、現在の飛騨市古川町南成町に移転しましたが、水害に悩まされたため、元和7年(1621年)、現在地(飛騨市古川町殿町)に移りました。

本堂の建築時期は、寛文6年(1667年)と享保9年(1724年)の2つの説があり、どちらが正しいか分かっていません。

これが本堂です。

1

本堂は、明治37年(1904年)に発生した古川大火の際も焼失を免れ、今日に至っていますスマイル

 

真宗寺

正しい読み方は「しんしゅうじ」ですが、「しんしょうじ」と呼ぶ方もいます。

真宗寺の創建は、円光寺より12年前の文亀2年(1502年)です。

最初は、現在の大野郡白川村荻町に建てられ、その後、現在の飛騨市古川町南成町に移転しましたが、天正17年(1589年)、現在地(飛騨市三之町)に移りました。

本堂は、先に述べた古川大火で焼失し、現在の本堂は大火から8年後の明治45年(1912年)に再建されました。

これが本堂です。

2

ちなみに、真宗寺境内には経蔵がありますが、この中に戦国の覇者・徳川家康の位牌が納められておりますびっくり

 

本光寺

本光寺の創建は、戦国時代の天文年間(1532年から1555年の間)とされておりますが、正確な年は分かりませんわからん

最初は、現在の飛騨市古川町南成町に建てられ、天正17年(1589年)、現在地(飛騨市古川町弐之町)に移りました。

本堂は、先に述べた古川大火で真宗寺本堂とともに焼失し、現在の本堂は大火から9年後の大正2年(1913年)に再建されました。

これが本堂です。

3

再建された本光寺本堂は、間口が13間(約23m)あり、岐阜県内でも有数の規模を誇る木造建物ですスマイル

 

近年の三寺まいりは、雪で作られた和ろうそくが道路上に置かれたり、灯籠流しが行われたりするなど観光化された面もありますが、それを楽しみつつ、親鸞聖人の遺徳、そして、大火で焼失したお寺の復興に力を尽くした多くの人々に思いを馳せるのもまた良いのではないでしょうか大笑い

 

次回は、飛騨古川の中でも意外に新しい年中行事である「きつね火まつり」について、紹介させていただきますグッド

 

〈参考〉三寺まいり 
http://www.hida-kankou.jp/santera/

 

飛騨大好きおじさん







Last updated  July 24, 2015 10:07:32 AM
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