2017/02/08(水)13:12
根尾の地震断層観察館・体験館に行ってきました!!
濃尾地震は今から125年前の1891年に本巣市根尾を震源として発生した最大規模の直下型地震で、7000人を超える死者がでました
直下型地震とは、地面の断層がずれることにより発生するものです。阪神・淡路大震災や、昨年の熊本地震も直下型地震です。この濃尾地震、とてつもなく大きな地震でマグニチュードは8.0、震度7の範囲は、福井県、愛知県にも及んだと言われています
直下型地震の発生後には、断層のずれが地表に現れます。熊本地震の際には、TVでも布田川断層の様子が流れたのを見た人がいるかと思います。濃尾地震でも、根尾谷断層のずれが露出しています
この根尾谷断層を保存し、展示することを目的に作られたのが、本巣市根尾にある地震断層観察館・体験館です。今日はここに行ってみました
施設に入る前に、根尾谷断層を上から見てみたいと思います。施設の向かいの丘は登って、断層を上から見られるようになっています
写真の真ん中辺りの堤防みたいなのが断層だそうです。展望台には説明写真もありました。
よく分からないです…。
降りて近くに行ってみると、記念碑も横に建っていました。
う~ん、土手にしか見えないですね。
そんなわけで施設の中の地下観察館に入ってみました
おお、これはよく分かる
印が付いている線を境に右の地面が6m上がっています。線を境に地面の色が違うので非常に分かりやすい
この断層は、外にも繋がっているので、これを見た後に、先ほどの土手を見ると、そういうことかって思います。
ちなみに、阪神・淡路大震災の野島断層のずれが2mくらいらしいので、6mというのは地震がどれだけ大きかったかが分かります
この施設には、他にも地震に関する様々な展示があり、地震計や、辺りの模型などを見ることができます。
根尾には地震断層観察館・体験館のほかにも、国の天然記念物の『淡墨桜』があります。桜の時期ではないのですが、行ったことがなかったので行ってみました
花は咲いていなくても、すごく立派で圧倒されそうでした
とても大きな公園で、淡墨桜以外にもたくさん桜が植えてあるので、桜の季節にはたいへんきれいだと思います。
春になったら、また桜を見に行ってみたいと思います。