えｪとｺたﾝﾄ!!岐阜市

​時折、陽射しを覗かせるも、季節は​秋​。​

街も少しずつ色付いてきた

​岐阜の​美殿町​が大好きな小生だが…、​

​https://plaza.rakuten.co.jp/machi21gifushi/diary/20171013/​

酒と旅を愛する小生…、

そんな大好きな街、美殿町に背を向け、

​今日は昼間に、懐かしい​柳ヶ瀬​を歩いてみる。

だが…、

今日は休日だというのに、柳ヶ瀬のメインストリートは、人影もまばらで、

４０年前の、このメインストリートを、親父殿に手を引かれ歩いていると、

人々の肩が擦れあう音が絶えなかった、あの賑わいも、

もう、記憶の彼方である。


​
当時、よく連れられて行った喫茶店の、

​ウェハースと一緒に食べるバニラアイスクリームの味に救われるも、​

歩いていると、あの時の建物の並びが突然、途切れ、

​​アーケード街に、不自然な空が広がる。​​

少しずつ壊して、

​壊した、その先に、​再生​を期待する

​こんな、変わりゆく柳ヶ瀬に移り、

​https://plaza.rakuten.co.jp/machi21gifushi/diary/20120814/​

人々を集める店がある。

​​桃花館​。​

お昼時…、

不揃いな小窓から差し込む自然光で包まれた、明るいテーブル席では、

​いわゆる「ランチ」を食する女性の多さに圧倒されるのだが、​

昼を少し過ぎた頃、

​テーブル席に背を向けた、灯りを落としたカウンターでは、​

​男、独りの昼酒がちょうどいい​

​茄子の寄せたものから始まり、​

露打ちされた椀には、

​やさしい味の餡に包まれた、海老のしんじょ。​

​そして、少しの刺身から、​

​見目も楽しい、旬菜の盛り合わせへと繋がる。​

いわゆる「ランチ」の並びなのだが、

​​​この​手のかけようと旨味​は、​酒肴​のそれであり、​​​

昼間から…、よくよく酒がすすむものである

​…もうひとつの旬、鰆の焼き物で、一本つけてもらい、​

じゃこごはんで、腹を拵えれば、

​たまさかの昼酒も、いいものである

変わりゆく柳ヶ瀬で…。

　　　以上、「あにぃ」さんからの投稿でした。