岐阜市の伝統的工芸品 岐阜提灯
こんにちは、みっちょんです 今回は岐阜市の伝統的工芸品の岐阜提灯について紹介したいと思います。去る1月15日(金)に岐阜提灯の製作用具及び製品(1,004点)が国登録有形民俗文化財に登録されるよう答申されました。なんと岐阜県初となります現物は岐阜市歴史博物館に展示されています ちなみに、有形民俗文化財とは、「人々が日常生活の中で創造し、継承してきた道具や製品など」、「国民の生活の推移を理解する上で欠くことのできない道具や製品など」です。 製造のための道具類。 明治時代に作られたという御所提灯。歴史が感じられます。 ちょっと奇抜な形の変形提灯。現在では主に東海地方で子どもが初めて七夕を祝う「初七夕」の提灯として使われています。 置き型の大内行灯。美しい草花が描かれています。 お盆になると提灯を飾られるご家庭も多いと思いますが、生活様式の西洋化、お盆行事の希薄化に伴い、提灯を飾る風習が薄らいでいるのも事実です。また、提灯のような手工芸品は後継者不足もあり、その市場は縮小の一途を辿っています。そんな中、今回の登録は製品だけではなく道具にもスポットが当たり、手工芸品の素晴らしさを後世に残すためにも非常に意味の深いものであったように思います。 提灯の灯りは心が休まりますよね光は和紙を通すことで人の目にやさしく届きます。みなさんも「やさしい光」に触れられてはいかがでしょうか 【岐阜市歴史博物館】住所 〒500-8003 岐阜市大宮町2丁目18-1(岐阜公園内)開館時間 午前9時~午後5時 入館は午後4時30分まで休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、 祝日の翌日、年末・年始(12月28日から1月3日)観覧料 大人300円、小人150円 みっちょんさんからの投稿でした。