2011/10/07(金)16:14
山之上の特産品「梨」の収穫を小学生が体験
美濃加茂市山之上町の山之上小学校で7日、6年生34人が梨の収穫作業を体験しました。
同小学校では、「総合的な学習の時間」の体験学習の一環として、年間を通し山之上の特産である「梨づくり」を行っており、子どもたちに山之上の良さについて改めて知ってもらうことを目的に授業として行われました。
梨が栽培されているのは、小学校敷地内の南の片隅にある梨の観察園で、広さ約10坪の畑に2本の「新高」という品種の梨の木が植えられています。児童たちは、今年4月に受粉作業を体験し、その後、袋がけや除草作業などをして梨を育ててきました。
収穫体験は、山之上町の農園で梨を栽培している後藤竜也さん(47歳)を講師に行われ、はじめに「梨の収穫はハサミを使わないで手で梨を持ち上げるようにすると良い」などと作業方法の説明を受けた後、大きく実った梨を1つ1つ丁寧に収穫していきました。
収穫作業を終えた児童は「大きくて袋がやぶけていた」「すごく重たい」などと話しながら、収穫作業を楽しんでいました。