2017/11/10(金)13:57
『第19回 全国山羊サミットinぎふ』が開催されました(土木課)
11月4日(土)と5日(日)の2日間、美濃加茂市内において、『第19回 全国山羊サミットinぎふ ~ヤギを感じ、学び、働き、つながる~』(実行委員長:岐阜大学 八代田真人教授)が開催されました。
11月4日(土)は、美濃太田駅前にあるシティホテル美濃加茂において座学が行われ、全国から訪れた約300人の方々が、午前中は基調講演、午後からは15組の方々が行った一般講演に熱心に耳を傾け、ヤギさんに関する全国での様々な動きについて学びました。午前中の基調講演は2件行われ、今年の春に全国農業賞を受賞し、市内でヤギさんを飼ってさまざまなつながる事業に取り組んでいる(有)FRUSICの渡辺祥二さんと、市内の公立小学校にはじめてヤギさんとのふれあい授業を導入し、ヤギさんを通じて命の大切さを子どもたちに学ばせる取り組みのきっかけを作った、前市立蜂屋小学校長の井戸千恵子さんが行いました。
井戸先生の講演では、「朗読のまち みのかも」として取り組まれている榊間月絵先生と一緒に、童謡「あらしのよるに」の朗読が行われました。いままでにない講演内容にサミットに参加された方々は童謡の世界に引き込まれ、あたらしい山羊の魅力を感じたと関心している方もいました。
2日目である11月5日(日)は、日本昭和村において実技講習会、山羊乳をつかったキャラメルづくり、山羊カフェや、ふれあい教室が行われました。
実技講習会では、約100名の参加者が爪切りのしかた、繁殖方法などの基本的な山羊の飼い方などを(公社)畜産技術協会の専門家から熱心に学んでいました。
また、山羊乳を使ったキャラメルづくりでは、約100名の事前予約を行った参加者が山羊の特徴を学びながら山羊乳のキャラメルをつくり、最後に味わって山羊の魅力を味覚でも楽しんでいました。
山羊カフェでは一般のお客さん向けに行われ、利用者がヤギさんをながめながら飲み物やデザートを味わい楽んでいました。
またヤギさんふれあい教室では多くの参加者が親子らでヤギさんとのふれあいを楽しんだあと、同日より本格的にお披露目となった稲わらで作られたヤギの遊具である「ヤギタワー」の近くで写真を撮って、ヤギさんのいる風景を楽しんでいました。
サミットを無事に終え、実行委員長である岐阜大学の八代田真人教授は、「近年にない盛況ぶりと参加者からのお言葉をいただき、主催者として大変うれしく思っています。美濃加茂市は地の利がよいこともありますが、取り組みに多くの方々が興味を持っていただけたことも大きかったのでは」と、関係するすべての方に感謝の意を示されていました。