‘岐阜おおがきビエンナーレ2019’が開催されました!
地域のアートイベント『岐阜おおがきビエンナーレ2019』 すっかり寒くなってきました 冬の朝は寒くて、なかなか布団から出られないですよねぇ~ 日中は、暖かい日差しがあるものの、冷たい風が吹いて肌寒いです。 お出かけの際は、防寒対策をきっちりとね では、本日のブログです。 今日は、12月5日(木)から8日(日)まで、 ソフトピアジャパンセンタービルにて開催された 「岐阜おおがきビエンナーレ2019」の様子をリポートしちゃいますねー 「ビエンナーレ」ってどういう意味か知っていますか イタリア語で、2年に1度行われる展覧会や美術展のことを言うんですって (へっへぇ~・・・) メディアアートの祭典として、今回で8回目の開催を迎えたこの‘ビエンナーレ’ 今回も 情報科学芸術大学院大学(IAMAS)が主催となって行われました 今回のテーマは、「メディア技術がもたらす公共圏」。 情報化社会におけるデザイン、建築、アートをめぐる制作環境の変化に焦点をあて、 シンポジウムやアート展示などが行われました その中から3つの展示を紹介しちゃいますね~ まずは、こちらから これは『Neural Beatbox』という作品で、 鑑賞者の声や拍手などの人の音を、AIがドラムパートに分類し、 ビートやリズムを生むというもので・・・まさに 人とAIが共創する、新しい音楽制作の可能性を考えさせられますねー つづいて、こちら 『モランディの部屋』 モランディは、20世紀前半に活躍したイタリアの画家のこと。 生涯を通じて、花瓶、壺、花など限られたモチーフの静物画を中心に、 1,200点以上の作品を遺しているんですが、 現在は、わずかな資料しか触れることができないみたい・・・。 鑑賞者は、主要なモチーフの物体を、自分の手で配置しつつ、 画として、“眼”で眺めたとき・・・、 モランディの作品世界の一部を再構築できるのか、 これは、新たな鑑賞技法を、私たちに投げかけているようですー うーん、アートの世界は深いですねー 最後は、こちら・・・ 『メタデザインの考察』 メタデザイン 難しいワードが メタデザインとは、利害関係者の意向を取り込んだデザインなんですって これを聞いても、“へー、なるほど”となりにくいですが・・・、 実際、ここで展示されていた「One-size-fits-one」は、 IAMASと藤工芸㈱(大野町)の共同制作のようですよー 寸法=数字を使用せず、“このぐらいの大きさの~”といった、 ジェスチャーによるサイズ表現を示して、作っていくんですってー 使用したい人が主体となって、自分の思い描くようなデザインにしていくという・・・ ユニークで便利な設計方法ですよねー その他にも、岐阜クリエーション工房2019と題して、 IAMAS卒業生が講師として携わり、大垣の高校生などが制作した作品の 展示もありましたよー 若い世代から、発想力や創造力の習得に向けた機会を増やしていくことは、 とっても大切なことですね・・・ 大垣の新しいものづくりの明るい未来を願って、今日はここまで 次回の開催を楽しみに・・・。 では じゃーねぇ~