「芭門十凡」からのお便りです
皆さんは「ぶうめらん」という、関市内のNPOから隔月刊で発行されているフリーマガジンを知っていますか。
この「ぶうめらん」が、6月号から本町商店街をイラスト入りの地図「語り部処:ほんまちーず」として5回に分け、本町界隈のいろいろな見どころ、エピソードなども紹介しながら掲載していきます。
これが、関再発見フリーマガジン「ぶうめらん」、今回で3周年を迎えました。…で、このゆるキャラの名前は「ぶう」です。
今回第1回目として、まずは本町1丁目商店街を紹介しています。
次号からは西へ、西へ(本町2.3…)と向かいますので、乞うご期待。
では、さっそく「ほんまちーず」を持って、ちょこっとだけ本町1丁目商店街をのぞいてみましょう。
これが「ほんまちーず」です
末広町の交差点から本町1丁目の探索へ、いざ出発!
まず、最初に目についたのが、
5月11日の「関らら日記」に紹介された、「超極薄建物」!
普段は気にせずに通っていましたが、ナルホド。
よく見れば見るほど、超薄い…! …!! …!!!
んー、これはもはや日本一!といってもいいのでは。
皆さん、もしどこかで、これ以上「超極薄」物件を見つけたら、是非、是非ご連絡を!!
…で、それまでは、暫定日本一!ということに決定!
暫定日本一!「超極薄建物」
次に「ほんまちーず」で紹介されていた、広瀬惟然の産湯を汲んだという由緒正しき井戸を探しに、いざ十六BK関支店の北裏側駐車場へ。
と、すぐに発見!
この古~い井戸、江戸時代の惟然が産湯を浸かった…ということは、350年ほど前から、もうにここにあった…。
よく今まで残っていたもんだ。すごい!
なおご承知の人も多いと思いますが、「広瀬惟然」は、関市出身の人で、誰もが知ってるあの「松尾芭蕉」、の弟子です。
それも、蕉門十哲の1人と言われるほどの、著名な俳人なのです。
貞享5年(1688年)、芭蕉が「笈の小分」の旅で美濃を訪れた時に門下となったそうです。
惟然の句で、元禄7年(1694年)7月に、芭蕉が関から郷里伊賀に帰るにあたって別れを詠んだ、「別るゝや柿喰ひながら坂の上」という句も残されています。
惟然に興味のある方は、関市には惟然記念館(西日吉町)がありますので、ぜひそちらにも行ってみてください。
それにしても、十六BKの北片隅のこんなところに、ひっそりと古井戸があったとは。
今まで何度も、この駐車場を通っていましたが、全く気がつきませんでした。
仮称「蕉門十哲井戸」?
ちなみに、この十BK関支店の建物は大正13年に建築された由緒ある建物とか。
さすが老舗銀行。
十六BK関支店は、この7月12日に東貸上の新店舗オープンによって、残念ながら年内にはレトロな店舗は取りこわし予定とか。
跡地には、関商工会議所が来年夏に移転新築される予定です。
この雄姿?も、今年で見納となります。
なんだか少しさみしいような気もしますが…
まあ、ピカピカになる新しい商工会議所に期待しましょう。
老舗店舗最後の雄姿!
ここで一休み。
道ななめ向かいの、だんごの竹内製菓「たけや」さんへ。
店内はこんな感じです♪
ここのみたらし団子は、皮がバリバリして醤油の焦げた、こうばしい香りが
ヒジョーニよい♪♪♪ しかも1本60円也。
んー、このタレの焦げた、こうばしい香りが、なんともたまらんのです!
ついでに、自慢の五平餅もテイクアウトです!
たけやさんには、このほかにも、焼きそば、お好みき、これからの季節必須の「氷」などもありますので、みなさんよろしく。
では今日はここまで、だんごが冷めないうちに家に帰ります!
この先には、5月27日の「関らら日記」に紹介された「満月堂」さんなど、いろんなお店が一杯あります。
ここからは、「ほんまちーず」を片手に、ぶらり散歩がてら、ぜひ皆さんで探索してください。