関市役所ブログ

2014/09/04(木)13:23

「行列のできるお餅屋さん」潜入取材!

お店(187)

「すいかえる」さんからのお知らせです 甘党の皆様、大変永らくお待たせいたしました お盆の早朝には行列ができ、職員の中にも熱烈ファンがいるというのに、取材NG(かもしれない)のためこれまでほとんどメディアに登場しなかった、もちの「三ツ和」さんのご紹介です 今回、ファン代表が三ツ和さんの作業場潜入に成功 作業が進むにつれ、おいしさと人気の秘密を次々と発見することになるのです お盆も過ぎたある日の早朝5時半 こっそりと忍び込むと、すでに調理場のかまどの火はごうごうと赤く燃え、セイロのもち米が蒸し上がったところでした。 (繁忙期にはこのセイロが8つも9つも積まれるとか。) 【セイロ】   おいしさの秘密その1「昔っから杵づき」 【餅つき】 餅の伸びや歯ぎれの良さは若主人夫婦の「手加減」で決まります。大手メーカーでは出せない手作りの味です ひと臼めのお餅は、のし餅に。 アツアツのお餅が若主人の手によって、あっという間に延ばされます。 手際の良さにシャッタースピードが追いつきません 【のし餅】 時間をおいてから切り分けられ、角餅として売られます。 ふた臼めのお餅は、丸餅に。 【丸餅】 お供え・お雑煮用に。角餅派、丸餅派が混在する日本ど真ん中の関市ならではの光景かもしれません そして最後の臼は・・・ お待ちかね、大福餅とあんころ餅です おいしさの秘密その2「昔っから自家製あんこ」 風の噂によると、市内の和菓子屋で自家製あんこを使っているのは、こちらとあと数件だけとか。 今日もあずき2升分のあんこが用意され、次々にお餅に変身していました。 【あんころ餅】 このあんこの「丁度よい甘さ」がファンの舌をくすぐるのです。 では、大福餅の製造へ つき上がったお餅に砂糖湯を加え、さらに丁寧についていきます。 出来上がったのは、トロントロンのお餅 【トロトロ餅】 軟らかすぎて扱いにくいアツアツお餅なのに、あんこ詰めの手際の良さといったら! (あぁ~!またしてもシャッタースピードが!) 【大福】 おいしさの秘密その3「昔っから無添加」 三ツ和のお餅は、時間がたつと少し硬くなります。それは無添加の証拠だと若主人談 もち米、あずき、砂糖と材料はいたってシンプルなのが、食のこだわり派には嬉しい限り。 あんこがしつこくない甘さなのも、余計なものが入っていないからでしょうね。 アレルギーを心配される方からの問い合わせもあるようです。 (ちなみに硬くなった大福餅は焼くとおいしいよね) お行儀よくお盆に並べられ、いよいよ店先のショーケースに。 今日は何時に売り切れるのでしょう 最後においしさの秘密その4「杵づき、自家製あんこ、無添加。なのに安い!」 大福餅、あんころ餅は1個80円誠実すぎます 大人買いをして財布が痛まないのも嬉しいのですが、1個買いだと小さな紙袋に入れてくれるのも嬉しいのです。 唇を真っ白にしながらの食べ歩きはちょっと恥ずかしいけどおススメです これからもうじきお彼岸団子、秋から冬はたかきび餅(大好き♪)、きび餅、よもぎ餅などいろいろな種類のお餅の製造でさらに忙しくなるそうです。 春のぶんたこ(草餅)、かしわ餅なども楽しみです(ちなみに筆者は、2年連続ちまきが買えず、涙を飲みました) 慶弔用のお餅や餅まき用のお餅、お赤飯などのご予約もできますよ。 【店舗】 60年以上変わらない店構えもファンにはたまらない みんな大好き、関のもち~ ≪お店情報≫ 三ツ和   栄町1丁目   電話 22-3039   定休日 水曜日

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