うほうほ 笑いがとまらない
高齢化社会の叫ばれている現在、高齢者の骨粗しょう症も問題になっています。 高齢になれば骨が弱ってくるのはやむを得ない。 しかし この度 骨の形成を調節している遺伝子の働きが解明されたそうです。 -----------------------------------------------------------------東京大学の鄭雄一教授らと千葉大学、国立成育医療センター、埼玉医科大学のグループは、骨の形成を調節している遺伝子の働きをマウス実験で確かめた。胎児期に働く遺伝子の働きを活性化させれば、成人でも骨の量を増やせることが分かったという。 骨粗しょう症の治療などにつながる成果。 米科学誌デベロップメンタル・セル(電子版)に論文を発表した。(2008年5月20日 日経産業新聞) -----------------------------------------------------------------これが解明されれば、高齢者の骨粗しょう症治療には非常に朗報になる。尚、骨粗しょう症については、過去ログ「骨粗しょう症」、「骨粗しょう症 Part2」を参照ください。ところで、先日 「プレカリアート」で蟹工船のことを書きましたが、今朝の読売新聞にも取り上げられていて、増刷に次ぐ増刷で、現在 35万7000部になっているのだとか。記事はこちら→「蟹工船ブーム『格差の証拠』」ただし 時間の経過とともに記事内容が変わることがあります。現代は格差の広がりで二極分化がすすんでいます。 今までは底辺のほうを書いてきましたが、今日は上のほうを書いてみたいと思います。本日のお題は 「うほうほ 笑いがとまらない フリー医師」尚、昨日のお題は 「いっちょかみ」←ご覧になってない方はこちらもどうぞさて、昔から言われているが、看護師不足。 これは労働条件が過酷なため、既婚者が続けていけない という背景がある。私の長女もそうであるが、現に看護師資格を持っていて、現在 その職についていない看護師はかなりの数になる。 その職を続けてゆくためには、配偶者の多大な協力がないと無理なのだ。先日も政府の招致で、フィリピンからの看護師が大量に来日した。 現在の法律では海外の資格は日本では有効とされないが、看護師不足解消のため例外的に認めた結果である。今 需要に対して不足ぎみな職種はいろいろあるが、先日の「院外処方」で書いた、薬剤師もそうである。また 現在 医師不足が深刻に言われており、特に産科、小児科などは成り手がなく、診療科目を閉鎖する病院も相次いでいる。そして 今日 紹介するのは「フリーランスの医師」特定の病院などに勤務しないで、需要のあるところへ身体ひとつで駆けつけるフリーランスの医師が最近増えている。なかには完全なフリーランスの医師もおり、数千万円の年収がある人もいるという。 収入がいいからフリーが増えるのか。「非常勤のお医者さん」と題した求人サイトをのぞくと、ビックリするような数字が目に飛び込んでくる。「日勤 1日当り 200,000円」これは、東京・新宿のある美容外科で非常勤の医師に1日で与えられる給与の額。 このほか、東京・葛飾の皮膚科で15万円、千葉の整形外科で12万円と続く。 麻酔科医は1日あたり10~20万円が相場という。医師の人材紹介会社がこのサイトを運営している。 同社によると、給与額は専門分野の内容に合わせて高額になる。同社 医師紹介事業部では「健康診断などに比べ、生きるか死ぬかという場に居合わせ、時間もかかる麻酔科などの医師の方が給与は高くなります」と話す。給与がトップクラスの麻酔科医では、1日あたり10~20万円が相場になるそうだ。登録する医師の数は、年々増えているそうで、理由の一つが、研修医の制度が2004年に変わったこと。 研修医が自由に病院を選べるようになり、病院側が求人に頼るようになったためだ。同社の現在の登録者数は、約1万人で、04年に比べて倍以上になったという。 この中には非常勤の仕事をもこなす勤務医や、完全なフリーランスも含まれている。非常勤の医師が高収入なのは、医師不足という事情もある。 また 登録者が増えている理由の一つは、この高収入にあるとみられるが、別の理由をも指摘する。「一つには、女性医師が増えていることがあります。 主婦や子育てもしている場合、非常勤でないと勤めにくい。 また、激務続きの常勤で疲れ果ててという場合もあります」という。皮膚科・眼科希望が増え、麻酔科医が不足。 特に高収入の麻酔科医は、完全なフリーランスの人も現れ始め、メディアで脚光を浴びるようになった。某在阪TV局は、先日放送の番組で、勤務医時代に比べて収入が倍近くになったというフリー麻酔科医の男性を取り上げていた。この男性医師は、掛け持ちする10か所以上の病院を飛び回る毎日。 勤務は週4日だが、人手不足で緊急依頼も多く、休日も携帯電話を手放せない。「昼間でも時間に関係なく手術が入ってくるんですよね」と男性医師はいう。 収入も倍になったが、仕事も倍になった。 まさに「うほうほ 笑いがとまらない」なぜ麻酔科医がそれほど不足していて、引っ張りだこなのか。以前は外科医が代行する場合が多かったが、最近は麻酔科医の資格が求められるようになってきたことを挙げる。 さらに、麻酔科医の成り手がいない事情があるようだ。「登録者には、内科が一番多いのですが、外科や麻酔科よりも皮膚科や眼科の方が多い。 当直業務もありませんし、人が死にません。外科や産婦人科のように医療過誤の訴訟が増えているということもありません。 つまり、手術のようなものは敬遠されつつあるということです」と 某人材紹介会社はいう。これは常勤医師にでも言えることで、冒頭にも書いたように、手間ヒマかかって激務でリスクの高い、産科、小児科は医師の成り手そのものが敬遠される。同様に外科も激務でリスクは高いが、こちらは常勤でも高収入という見返りはある。 いまや医は仁術ではなく、算術なのだ。また 完全なフリーランスは、まだごくまれにしか見られないそうで、現在の登録医師は自分の空き時間のあるときに働く勤務医がほとんど、ということらしい。医療関係者の間では、非常勤やフリー医師は、必ずしも医師不足の解決策にはならない、と指摘する声も強い。常勤より非常勤の方がコスト高になることや、非常勤の場合、人数を多くしなければならず、不安定でもあるからだ。 また 万一の場合の責任問題もある。しかし 地方では常勤医師が減ったために、閉鎖に追い込まれる病院も相次いでいる。 病院側としては、非常勤でも頼るしか手がない。日銭稼ぎの、やっと生活のできる底辺の無資格派遣契約社員とは雲泥の差である。 まあ医師になるためにはン千万円の投資をしてますから、差があっても当然ですがね。投資したものは回収しなくちゃでも 回収しすぎじゃねぇ本業多忙のため、まったく更新してませんが・・・●別ブログ6/1の新着は「足のむくみ」 前回は「長野・聖火リレー裏話」 こちらも見てね尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。