いろいろ【まっち】んぐ

2008/07/01(火)22:31

道路は美味 その1

経済(29)

蒸し暑い お昼間は冷房完備の事務所にいますから快適ですが、帰宅するとモロ感じます。 それでもエアコンはまだ入れてません。 昨年もほとんど使わなかった。 今年もエコをがんばります。(単に電気代をケチってる という噂もあり) お仕事、多忙が続いてるので、右手人差し指が少しおかしい。 数ヶ月前からですが、腱鞘炎みたいな感じ。 実はこの指は昔、ナナハンに乗ってて、やーさんの車に当てられて骨折した指。 骨折後 手術するも完全に元通りになってません。 指の第二関節がまっすぐ伸びず、少し曲がった状態。 だから 疲れると、時々こういう状態になることがあります。 もっとひどくなると、痙攣がでてきます。 あ アル中ではありません。 きっぱり! その後 追っかけたおしました。 さすがに組事務所まで乗り込む勇気はありませんでしたので(気が弱いし?)、結局 逃げられたけど・・・ さて いよいよ今日からガソリン価格があがりました。 帰りにスタンド価格の看板を見てみると、186円(レギュラー1L)がありました。 いよいよ 180円代突入です。 もっとも 離島などはとっくに越えてますが・・・ また 電気料金、ガス料金も値上がりします。 食品の値上がりが続いているさなか、公共料金も値上げになり、国民の暮らしは増々苦しくなるばかり。 その割には給料などは上がらず、かえって企業は正規社員を派遣などの非正規社員に置き換えようとしており、雇用すら危うくなってきています。 もっとも そのおかげで私のいる派遣会社は売上好調なんですけど・・・ あ 蟹工船のように過大搾取してませんからね~ しかし こう一気に何もかもあがれば、節約するにも限度があります。 庶民はいったいどうやって生活すればいいのか? ということで、本日のお題は 「道路は美味 その1」 尚、昨日のお題は 「拝啓お医者さま」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ ところで、ガソリン税の暫定税率復活、道路特定財源を10年間維持する道路特措法の成立と、今国会は終始、道路族議員が最後には押し切るシーンが繰り返されています。   総理はガソリン税の道路特定財源を09年度からの一般財源化を閣議決定しましたが、これも周りの族議員たちに骨抜きにされることは目に見えています。 現総理は自分の意見を押し切る力はありません。 しかし なぜ そこまでこだわるほど道路というのは"おいしい"のだろうか? その秘密をよく知っている政治家たちは、決してこれを語ろうとしません。 実はここにこそ官業癒着の構造があり、日本の道路は世界一高いと言われる建設コストのカラクリがあるのです。   今 新宿から渋谷まで山手通りの地下30mを掘り進めている中央環状新宿線。 全長11kmの総事業費は1兆550億円。 すなわち「1m=約1億円」になる勘定です。 東京都など首都圏をぐるりと回る圏央道(全長230km、4車線)の総事業費4兆円に対して、ロンドンのM25環状高速道路(全長180km、6車線)は2300億円で完成しました。 日本の場合 用地取得費が高くつくのはわかるが、用地費、工法の違いを考えても、日本の道路建設コストは他国に比べて割高であることは明白です。 知っている人は知っている。 知らない人は知らない。 当たり前ですが・・・ そして 国民のほとんどが、この「知らない人」なのです。 国土交通省の資料でも、日本の高速道路事業費が1mあたり平均536万円なのに対して、アメリカ221万円、ドイツ162万円、フランス136万円となっています。 用地費を除いた工事費だけを比べてもアメリカの2倍以上。 高速道路だけではなく、一般国道(4車線)でも1m300万~400万円もかかっています。 それでも国土交通省は、日本の道路は橋やトンネルが多く、建設コストの内外価格差はほとんど無い と主張してきました。 確かに、長大な高架道路やトンネルを民間が建設することはまずありません。 この海外比較、官民比較どちらも容易にできないことが「道路役人」と呼ばれる族議員たちの開き直りを許しているのです。 ●アスファルトを敷くだけで民間の1.8倍 全国各地で道路を掘り返し、交通渋滞の原因となっている道路工事は主に「アスファルト舗装」です。 製鉄所など大型トラックが出入りする大規模な民間工場内の私道と仕様がほとんど変わらないため、官民のコストが比較できます。 「民間工場用ならアスファルト2層の舗装を1平方メートルあたり3400円程度で施工できます。 ガードレールや中央分離帯はなく、車道部分だけですが、整地工事から労務費(人件費)まで合わせた価格です」と、大手ゼネコンの積算担当者が語る。 4車線、幅員14m(3.5mx4)の道路なら、1m4万7600円が民間舗装工事の相場ということになります。 では、"お上"がやるといくらかかるのか。 道路建設コストを決めるのが道路役人たちが積算する「予定価格」(入札の上限価格)です。 上限とはいっても、なぜかほとんどの工事がこれに近い高値で落札されます。 その裏には談合などがありますが、今回はこの問題はひとまず横へ置いておきます。 工事費積算のベースになるのが「電話帳」と呼ばれる建設単価表。 国交省の関連団体「財団法人 建設物価調査会」がコンクリートや砂、鉄骨から樹木や種子、ブルドーザーまで、個別の実勢価格を地域ごとにまとめた分厚い冊子で、毎月改定されます。 舗装工事の場合は約150種類の資材、人件費などが積み上げられ、「歩掛け」という数字を乗じて算出しますが、公表されるのは総額だけで内訳は非公表です。 建設物価調査会が作成した東京 八王子市の4車線バイパス都道(施工延長500m、工期150日)の舗装工事の工事積算内訳書から見てみると、 「工事内訳書」によると、車道部分(幅員14m、面積6750平方メートル)の舗装工事は4段階に分かれ、道に砕石を高さ20cmに敷き詰める砕石路盤工事が約517万円。 次に15cmの安定処理路盤工事が約2054万円。 その上にアスファルト混合物を2層(合計10cm)に吹き付け、ローラーで固める工事が約1557万円となっています。 車道舗装工事の合計は約4128万円。 およそ半分が砕石やアスファルトなど材料費で、残りの半分が労務費、機械のレンタル料などを合わせた作業費にあたります。 1mあたりの工事費は約8万5600円で民間の1.8倍にもなります。 「工事のコストは工法と工期、発注規模によって大きく変わる。 何十kmも一括発注すれば、資材も大量購入できるし、準備費や運搬費、営繕費も抑えられる。 1日の作業員を倍にすれば工期は半分、ガードマンの費用ひとつとっても半分で済む。 当然、渋滞も減る。 ところが、票が欲しい政治家はできるだけ多くの地元の中小建設会社に工事を配分したい。 そこで国交省は、工事区間を数100mごとに細分化して発注し、中小にも請け負える一方、高コストで時間がかかる工法で積算する」と、大手ゼネコンの積算担当者が語る。 少し大きな道路工事を良く見てみればわかりますが、数100mごとに施工業者(看板で表示されています)が変わっていることに気がつくと思います、 建設単価表そのものが、中小業者が少量注文する前提で作られており、「実勢価格」とは言い難い代物なのです。 八王子の「工事内訳書」のびっくり査定は車道部分で終わりではない。 歩道部分の舗装や排水の側溝、ガードレールの設置などを含めた工事費が約1282万円。 それに 建設機械の運搬費のほか、事務所や作業員用休憩所のプレハブに簡易トイレ、作業員を運ぶマイクロバス賃貸料などの営繕費などが事細かに積み上げられます。 工事費の総額は6590万円。 これに「現場管理費」(相場は20%)と「一般管理費」(10%)を加算し、消費税をのせた総工事費(請負工事費)は、ざっと9000万円(1mあたり20万2800円)にものぼる。 が、驚くことに、実際にはその1.5倍前後の単価の工事もザラだという。 もちろん、それでも前記の一般国道1m=300万~400万円の数字に及ばない。 このほか用地費や、橋やトンネルなどの建設費があるからですが、それらは舗装工事と同様に国交省の水増しによってハネ上がる仕組みになっています。   業務多忙のため、ご訪問、レスが滞っております。 ご容赦 ●別ブログ6/29の新着は「高齢男性の病気 前立腺肥大」            前回は「足のむくみ」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。

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