2008/07/27(日)21:58
ドッカ～ン！
あ 大丈夫です。 車があたった音ではありません。 「ポン菓子」製造のときに出る音なのです。
ところで、昨日 「シャンプー浮気」で、社内PCの集中監視システムのことをかきましたが、PC本体も記憶装置のないものが発売されました。
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NECは記憶装置を持たないパソコン「シンクライアント端末」をアジアで本格販売する。 日系企業の海外拠点を中心に、情報流出防止の対策に役立つ機器として売り込む。
アジア地域では現地採用社員の離職率が高く、辞めた社員を通じた重要情報の流出リスクが高いため需要は高いと同社は見ている。 2010年までの3年間で30億円の売り上げを目指す。
販売する国・地域は中国やタイ、マレーシアなどで、今年度中に営業員を現状の3倍超の100人体制にする。
07年末からの半年程度で日本本社などを通じてアジア地域の拠点で10社から合計1億5000万円程度を受注していたが、10年には300社からの受注を見込む。(2008年07月09日 日本経済新聞)
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情報漏洩が問題になっている昨今、企業もあの手この手と大変ですね。
ところで、みなさん「ポン菓子」ってご存知ですか？ ご年配の方にとっては懐かしい食べ物なのですが、若い方には「ポン菓子」って感じでしょうか。
まずはこれをご覧ください→「ポン菓子の作り方」
ということで、本日のネタは 「ポン菓子」
尚、昨日のネタは 「シャンプー浮気」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ
ついでに、これも→「お仕事中」
この「ポン菓子」 地方によっていろいろ呼び方があり、北海道では「ばくだん、どん」、岩手では「どんきみ」、東京では「爆弾あられ、ばくだん」などと言います。
主に関西方面で「ポン菓子」と呼ぶようです。
北海道 ばくだん、どん
岩手 どんきみ
富山 どん
東京 爆弾あられ、ばくだん
群馬 とっかん
福井 こめはじき
愛知 でこ
三重 ぽん菓子、ぱっかん
大阪 ぽん菓子、ぽんぽん
愛媛 ぱんまめ、ぱんぱん豆、パットライス
山口 ぽん菓子、ぽんぽん菓子
福岡 ぽんぽん菓子
沖縄 ちゃぐみ(はちゃあ米)
穀類膨張機と呼ばれる製造機械を使用し、その回転式筒状の圧力窯に生の米などを入れ、蓋をして密閉し、釜ごと加熱する。 釜の中が充分加圧(10気圧程度)されたら、圧力釜のバルブをハンマーで叩いて蓋を解放し、一気に減圧する。
この時、原料内部の水分が急激に膨張し、激しい爆裂音を伴いながら米などが釜からはじけ出る。(通常 受け用の網籠を取り付けてから蓋を解放する)
大正時代から昭和中期頃までは、定番の菓子として子供に人気があり、ポン菓子製造用の器具をリヤカーに積んできて、目の前で作ってくれました。
今風に言うと移動実演販売店とでも言うのでしょうか？ その頃は豆腐売りやしじみ売りなど、ほとんどが自転車での移動販売でしたね。
そのスタイルは自転車のリヤカーの荷台にポン菓子製造機器を乗せて、子供達が集まる公園や広場を転々と移動していくスタイルです。
その音がすると、「あっ ポン菓子屋が来てる」と 胸を膨らませたことを思い出す方も多いのではないでしょうか。 販売形態は特殊で、お客様がお米と砂糖を持参し、その場で加工をしてもらうのです。
ポン菓子自体はスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで現在でも袋入りで販売されています。 お米にチョコレートコーティングをした「ライスチョコ」や、大麦の場合は「麦チョコ」などがあります。
しかし、移動実演販売のポン菓子屋は今ではほとんどありません。 イベントなどでポン菓子製造業者が出張実演してくれるくらいなものでしょうか。
尚、愛媛県東予地方では引出物の定番で、米穀店の店頭に「パン豆加工賜ります」の看板が存在します。 香川県西讃地方のおいり(おいり豆)も東予地方で引出物になることがあり、混同されがちだが別種の菓子です。
動画→「ポン菓子」
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