いろいろ【まっち】んぐ

2008/08/30(土)22:53

身体障害

医療(136)

ゲリラ豪雨 あちこちで被害がでてます。 まだこれからも注意が必要 とのことなので、該当地域の方は充分ご注意ください。    さて、以前「ホームヘルパー」で介護士の窮状を書きましたが、政府もやっと重い腰をあげたようです。   ----------------------------------------------------------------- 厚生労働省は24日、深刻な人材難に直面している介護職を確保するため、介護福祉士養成施設や介護サービス事業者への支援を強化する方針を固めた。 具体的には、(1) 介護現場で働き始めた人の職場定着 (2) 働いていない有資格者の参入・復帰 (3) 介護職を希望する人材の発掘――に乗り出した場合、費用の一部を助成する。関連経費を2009年度予算の概要求に盛り込む。 職場定着策では、ベテラン介護職を介護現場に派遣し、新たに働き始めた人への指導や悩み相談に当たってもらう。 有資格者の参入・復帰策としては、専門学校などの養成施設での講習・研修や職場体験を通じて働く意欲を引き出すことを目指す。 一方、人材発掘に関しては、事業者が高校と連携する仕組みを構築する。(2008年8月25日 読売新聞)   ----------------------------------------------------------------- 高齢化社会の進行で医療系でも医師、看護師など、いろいろの問題が噴出してきています。 その中でも介護士の待遇は劣悪でした。 これですべて解決できるとは思えませんが、無策よりはマシです。 ところで、今夜 日本テレビ系で「24時間テレビ」をやってますが、9時過ぎにドラマで「みゅうのあんよ あげる」があります。 突然 四肢の自由がきかなくなる難病にかかった人を描いたドラマですが、一見の価値はあります。 時間的に間に合わなくなりましたので、とりあえず更新して、あとで記事を補完します。 ぜひ ご覧を・・・ まあ テレビドラマですから、おそらくきれいに描かれており、お涙頂戴もありーの、脚色いっぱいですが、身体障害者および家族の苦悩の一部は充分わかると思います。 ですから、これを見ただけですべての過程や苦悩がわかるわけではありませんが、屁理屈ぬかして、わかろうと努力をしない人間よりははるかにマシです。 ということで、本日のお題は 「身体障害」 尚、昨日のお題は 「人の痛み」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 日本の障害者基本法では、(定義)の第二条で、「この法律において『障害者』とは、身体障害、精神薄弱又は精神障害(以下「障害」と総称する)があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう」と記されており、身体障害、知的障害、精神障害の3つに分類されています。 今日はこのうち、身体障害をとりあげます。 知的障害についてはもっと複雑なので、また 後日にでも・・・ 身体障害者福祉法では、身体障害の定義として、視覚障害、聴覚障害、言語障害、肢体不自由、心臓、じん臓または呼吸器の機能などの内部障害を挙げています。 今のところ、視覚障害、聴覚障害、言語障害、肢体不自由の4つの身体障害について主に取り上げられています。 そして、あまり知られていませんが、身体内部の障害も身体障害者福祉法では身体障害とみなされています。 障害の種別のほかに、障害の程度によって「等級」が定められており、この等級表の規準に合う場合に、身体障害として認定され、等級(1~6級)がつけられます。 また 身体障害者福祉法では、身体障害者とは身体障害者手帳の交付を受けた18歳以上の者をいい、身障手帳を重度の方から順に1級~7級に区分されています。 さらに障害により、視覚、聴覚、音声言語、肢体不自由、内部(呼吸器や心臓、腎臓、膀胱又は直腸、小腸、免疫)に分けられます。 内部障害としては、身体障害者福祉法施行令第36条で、次に掲げる機能の障害があります。 1). ぼうこう又は直腸の機能不全 2). 小腸の機能不全 3). ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能不全 昨日も書きましたが、私の親族に身体障害者が2人居ます。 そのうちの1人は私のいとこの子供で、下肢障害がひどく、マトモに歩けません。 父親側のいとこ同士では私が一番上で、以前はよく交流もありました。 最近は私を含め、親が亡くなった人が多く、親族の集まる機会がないため、ちょっと疎遠になっていますが、このいとこは独身時代、私が大阪市内の事務所を持ったとき、よく留守番にきてもらいましたし、また 家にも泊まりにきたりしてました。 身体障害の子供のことについては、あまり多くを語りませんが、人には言えない苦悩があったそうです。 自分が産んだのだから、よけいでしょうね。 自分自身をよく責めてました。 が、他の人の前に出たときは、そういうことはおくびにも出しません。 これには感心します。 また もうすぐ行なわれるパラリンピックですが、よくご存知とは思いますが、これは身体障害者のオリンピックです。 「目薬の使用期限」でも触れましたが、健常者と変らぬ運動能力に驚愕の思いがします。 が、実際には「メガネ」で書いたように、まだまだ社会の協力が得られていません。 これには一般の人々の関心が薄いこともあります。 第一 いまでこそバリアフリーとかで、公共設備などが身体障害者用になっていますが、世の中 まだまだ設備は健常者向けなのです。 つまり、身体障害者には不便なようになっています。 昨日も書きましたが、私自身 足の骨折で車椅子で外出したときに、イヤというほど思い知らされました。 そして、企業では身体障害者を雇用するように法律で定められています。 しかし、身体障害者の企業の雇用率ですが、最近はかなり雇用率があがってきましたが、民間で1.8%、官庁で2%ほどです。 が、民間は実質1.5%ともいわれています。 少し前までは、身障者の雇用率が悪く、反則金的なものを納めている企業も多かったのです。 反則金を収めても企業にとっては、そのほうが効率はいいのです。 また 不景気になると真っ先にリストラの対象になるのも障害者が多いようです。 現在 中小企業の雇用率がかなりさがってきているそうです。 まだまだ日本では身体障害者は、蚊帳の外 という感じが否めません。 健常者にとっては当たり前のことでも、障害者にとっては当たり前じゃないことが多くあります。 だから、障害者が困っているときはお手伝いしてあげましょう。 実際、ちょっとした登りスロープでは自力で登れないこともあります。 といって、ことさらにかまうのは嫌がられますので、ご注意。  シリーズ化してしまった懐メロ 「三百六十五歩のマーチ」、「夢をあきらめないで/岡村孝子」、「トルコ行進曲/由紀さおり & 安田祥子」 余談ですが、上記の「夢をあきらめないで」が朝のFM番組で毎日かかってた頃、長女がまだ保育園のときです。 「24時間テレビ」が始まって間もない頃。 長女が「●●ちゃんの貯金を寄付したい」(小さな貯金箱に貯めてました)と言い出しました。 まだ始まって間もないころですから、認知度もそんなになく、また 今のようにあちこちで拠点もありませんでした。 家の近所で、長女を連れて拠点探しをしましたが、無くてしようがなく、あとで私が振り込みで寄付したことがあります。 子供ってのは、こういうのを見れば、何か心に感じるんでしょうね。 そのことを思えば、バラリンピックを見せるのはいいことだと思います。 大人のヘンな屁理屈は要りません。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ8/17の新着は「壱億円札」            前回は「値引き値札」 こちらも見てね

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