いろいろ【まっち】んぐ

2008/09/26(金)07:07

おいしくいただける期限

ビジネス(143)

先日、公正取引委員会事務局より、親企業との取引に関する調査票が郵送されてきました。 早速 なかを見ると、親企業との取引に関して、不当な扱いはなかったか? の調査です。 尚、不当な扱いとは、単価の引き下げ、支払期日の繰り延べ、支払い金額の一方的値下げ、などなどです。 どうやら、誰かがチクったらしい。 あ 現在の取引先(今 行ってる会社)ではありません。 過去に取引してた会社です。(安心しなよ! シャッチョー!) 今は私の会社は会社といっても実質上、私ひとりの個人企業となんら変りはないですが、以前 大阪市内の事務所時代は社員もそこそこ居ましたし、取引先も大手のチョー有名企業10数社と取引してましたから、こういう調査がよくきました。 今でも大阪府の統計局(以前は通商産業局だった)からの統計調査依頼もきます。 というより、以前からきてるので、移転後もそのままくるだけですが・・・ 不景気風が吹くと、こういう下請けイジメが増えるんですね。 特に大手企業などは「仕事してくれるのは、おまえのところだけじゃない。 いくらでもあるんだよ」という(実際 そこまでは言いませんが)、半ば 脅しに近いようなことをよく言われます。 ま 実際のところ、大手企業などは取引してほしい下請け会社はいくらでもありますからね。 それこそ、よりどりみどり です。 最近はこういう下請けイジメも告発されるようにはなりましたけど・・・ で、現在のお仕事ですが、相変わらず忙しいのは変わりありません。 1人2役、いや、3役くらいしてこなしております。 だから、どうしても予定より遅れ遅れになりますね。 今日も客先から無言の催促がありました。(ムリ言ってるのはあちらだから、そうムゲに催促できない) てなことで、業務多忙のため、お返事、ご訪問コメが遅れております。 ご容赦! さて、前置きが長くなりましたが、本日のお題は、「おいしくいただける期限」 これがなんでカテゴリーがビジネスなんだ! と思われるでしょうけど、まあ あとをゆっくりご覧あれ 尚、昨日のお題は 「ついてゆけない」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ この前の「管理職はイヤ症候群」でも書きましたが、今の時代 管理職にならないで平がいい と言っている人が多く居ます。 家庭が大事 とか、趣味が大事 とか、各自 いろいろ理由はありますが、そこまで仕事人間はイヤだ!というのが実情でしょう。 また 今の中間管理職は責任ばかり重くて、権限がない場合が多く、割が合わない ということもあります。 それ以上にゆくと、そこそこいい目もできるのですが、中間管理職を通過しないと上へはゆけません。 確かに それなら平のほうが気楽で良いと思います。 ところがぎっちょん! 平のままだと、将来が危ういことも多いのです。 特に技術職、専門職などは現場でいつまでも活躍するわけにはいかない事情もあります。 勤め人の「おいしくいただける期限」(企業側から見て)=賞味期限は? ● プロダクトデザイナーの場合 センスが必要な仕事は若い人に・・・ 名だたる大手企業といえども、寿命の短い職種はある。 電機メーカーでプロダクトデザイナーを務めていたKさん(42歳)。 社外コンペでデザイン賞を取るなど、花形として活躍していたにもかかわらず、38歳でいきなり異動を命じられたという。 「要は、『センスが必要な仕事は若い人に任せて、もう現場を退け』ということですね。 別部署へ異動させられた後は、すぐに子会社に飛ばされまして。 さすがに、厄介払いをされていると気がつきました」 Kさんがこんな仕打ちを受けた原因は、現役でクリエイティブな仕事に携わることにこだわり、もっと若いうちに会社の昇進レールに乗らなかったことにある。 「所属していたデザイン部内でも、現場を離れてチームリーダーや部長になっていったヤツは、順調な会社員人生を歩んでますからね。 僕は現場に長くいすぎたために、ツブシがきかなくなってしまったんです」 それでも、多くのヒット商品を生み出してきただけあってか、Kさんのケースはまだマシといえるよう。 「同業他社の友人なんて、35歳を過ぎたあたりで即リストラされてました。 そもそも、現場が好きなのに大手に入ったのが間違いでした。 どの企業も、クリエイターが現場にいられるのは実質10年ほどですからね」 ●設計技術者の場合 現場は若い人でないと採算がとれない 現場(設計)が好きで、管理職を固持し続け、現場を選んだRさん。(株式一部上場勤務 49歳) 40歳を過ぎてからは役職はついたものの部下はいない。 案件の設計をただひとりで黙々とこなす毎日。 むろん本人はそれが好きなのだから苦痛はあまりないが、やはり歳いくとムリがきかない。 設計の仕事はムリがつきもの。 特に最近は製品納期が厳しく、はっきり決まらないうちから見切り発車することも多い。 それでもなんとか間に合えばいいが、納期から逆算した設計完了予定日が迫ってくると、残業の日々。 しかし、この頃は労働基準局の通達も厳しく、また 会社の残業規制があるところも多い。 従って、どうしてもサービス残業が多くなる。 部下がいないのだから自分がやるしかない。 若いうちはそれでも何とかこなせたが、さすがに最近は根をあげることも多い。 後輩の管理職からは、納期や採算(設計時数)などで責められることも多い。 特に採算面では自分の単価が大きいだけに、時数を減らすしかないが、逆にあがってくる。 もうそろそろ現場もムリかな?と思うこの頃 だそう。 しかし 今更 管理職への道は閉ざされている。 行き着く先はホントの現場(製造部門)しかないが、これも体力面でちょっときつい。 昔の好景気のような窓際の席もない。 定年までの10年弱が非常に長く感じるこの頃だそうである。 体力、気力は加齢とともに落ちてくる。 管理職というのは人を采配する職種、つまり 頭を使う職種。 体力が衰えても気力があればなんとか勤まる。(もっとも神経はかなり使うが・・・) が、現場は体力がないとやはり難しい。 ● SE・プログラマーの場合 自分の"アップデート"が追いつかない SE・プログラマーには"35歳定年説"というものがあるそうだが、果たして現状は? 現役プログラマーのYさん(30歳)は、「せいぜいあと5年。 人によってはもっと早い」と、確かに35歳は一つの節目となるようだ。 「プログラマーは、SEの設計を基にひたすら現場で働く、いわば技術屋。 プログラムの言語は常に進化しているため、頑張って勉強しても、最新の言語を使いこなせるようになるには相当な体力と向上心が必要。 なので、年がいくと簡単なバージョンアップの仕事くらいしかもらえず、給料は先細り。 仕事さえ来なくなることもある。 そんな不安定さが怖くなり異業種に転職した先輩もいますし、失踪事件もいくつか見てきました」 プログラマーを取り巻く環境にも問題はある。 「僕は大手の下請けIT企業の契約社員なんですが、周りを見ても正社員プログラマーはほとんどいませんね。 すべての言語を使えるプログラマーなどいないのに、現場によって使用言語が違うので、正社員として抱えても持て余しちゃうんですよ。 だから、プロジェクトごとの契約が多く、収入のない時期もあるんです」 そんな不遇のプログラマーが生き残るには、チームリーダー→SE→コンサルタントのようにキャリアパスしていくのが理想の道だ。 「でも、SEには顧客と交渉する能力も求められるのに、プログラマーにはヒューマンスキル(営業)の弱い人が多いんですよね」 一方、大手システム会社でSEとして働くGさん(29歳)は、プログラミングも要求され、SEとは名ばかりの膨大な仕事に疲弊しながら、将来をこう懸念する。 「僕の入社時はIT業界が活況だったため、約300人も採用されたんです。 このうち、課長やプロジェクトマネジャーなどの管理職になれるのは、1割にも満たないはず。 ずっと現場で忙殺されるのは耐えられませんよ。 すでに同期の半数は転職しました。 でも、ほかのスキルがないので、異業種への転職は難しい。 40歳直前でヒラだった先輩は、『もう管理職は無理』と悩んだ挙げ句、転職した先がタクシー運転手ですからね。 僕も親の建築の仕事を継ぐことを考え、密かに測量の勉強中です」 ステップアップを望めるのは一握り。 早すぎる"定年"を目前に、転職を考えるようだ。 勤め人の「賞味期限」は職種によってはけっこう短いのである。 「賞味期限切れ」になった場合も考慮しておくべきかも・・・ 尚、食べ物の「消費期限切れ」←はこちら 大切な命を守るためにご覧頂けると幸いです。    なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ9/10の新着は「北野・異人館街」            前回は「A. KY」 こちらも見てね

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