2008/11/20(木)21:26
尺取虫
急激な冷え込みで、人間さまは寒くて困りますが、遅かった紅葉も、やっと本格的になってきました。 京都・三千院門跡や大阪・箕面公園が見ごろになっているそうです。
ただ 京都はどこも満員状態 とのこと。 まあ 世界に名だたる観光地ですからねぇ~、この時期 混むのは仕方ないのかも。
で、行けない方のためにこちらを→「女ひとり/デュークエイセス」
ところで、ガソリン価格がどんどん安くなってます。 今日はレギュラー125円/1Lの表示でした。 120円割れするのか? しかし 今年はガソリン価格に振り回された年です。
春には揮発油税の暫定措置切れによって、一気に価格が下がったものの、その後の原油価格高騰により、200円超えするか と思われたものの、なんとか200円以下に納まりました。(一部 離島は200円超えしましたが・・・)
振り回されたのは消費者はもちろんのこと、スタンドも同じ。 元々 安売り競争が横行し、年々利幅が少なくなっているそうです。 従って、店を閉めたところも多くあります。
確かに、最近は閉店しているところも多く見かけます。 結果、山間部などでは町内にスタンドがないところもでてきたそうです。
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ガソリンスタンドの業界団体、全国石油商業組合連合会(全石連)は18日、人口減に伴う経営難などで全国的にガソリンスタンドが減少した結果、長野、青森、奈良など32都道府県の153町村が、今後、スタンドがなくなる恐れがあり、対策が必要な“スタンド過疎地”になっているとの調査結果を発表した。
全石連は自動車が生活に欠かせない山間地などで支障が出る可能性があると警告している。 全石連によると、長野県内でスタンドが3カ所以下になっているのは23町村。 うち、下伊那郡内の村が9つを占める。(2008年11月18日 信毎日新聞)
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昨日も書きましたが、田舎などはが生活必需品。 当然 ガソリンもです。 しかし 上記のようになれば、隣町まで行かないと補給できません。 これこそガソリンのムダ使いが増えてしまいます。
落ち着きつつある原油価格ですが、無限のものではありません。 CO2削減の意もあり、やはり安易なの使用は控えたいもの。
ということで、本日のお題は 「尺取虫」
尚、昨日のお題は 「ゴキちゃんの冬生活」
ご覧になってない方はこちらもどうぞ
昨日に続いて、また 虫かよ~ とお思いの方、いやいやちょっと違うんです。 ま 詳しくはこの後で・・・
さて、昨年春に「阪急百貨店」を書きましたが、その続きを書くつもりがいつの間にか忘れ去られた状態に・・・
その証拠にこれ ↓ 工事中の阪急百貨店 (08/4/6)
毎日 この前を通って通勤していますが、今は外殻工事はほぼ終わり、全容が見えています。 以前は8階建てでしたが、今度は地下2階、地上41階建てになり、その地下2階から13階までを阪急百貨店が入ることになり、営業面積は以前の1.5倍にもなります。
さて、本題の尺取虫ですが、実は 上の画像にあるクレーンのことなのです。 クレーンが尺取虫? まあ 続きをご覧あれ
こういう高層ビルを建てるのには、当然クレーンで鉄骨を吊り上げます。 しかし このクレーン、はじめは高い位置にはありますが、建てているうちにビルの高さが高くなると、どうするのでしょうか?
ビルの高さが高くなると、いつの間にかクレーンがそれより高い位置にあります。 クレーンが勝手に登るわけでもないのに・・・ また 完全に出来た後はどうするのでしょうか?
高層ビルのクレーンで、建物中央とか側面に付いている小さめのものは、25t~50t位のクレーンを使って地面での作業で組立てを行います。 建物が1階とか2階位の時に組み立てることが多い。
その後、建物の出来上がりに合わせてクレーン自体が自走で上に上がっていきます。 自分で上部階の部品を吊り上げ、組立てを行い、レールが出来たら自ら登って上がります。 後はこれの繰り返しで30階、40階でも登っていきます。
撤去時はクレーン自身が小さいクレーンを吊り上げ、解体場所(屋上)に上げて、組立てを行い解体します。 組み上げたクレーンで最初のクレーンの部品を降ろし、今度は自分自身を降ろすクレーンを又上げます。
基本的にはこれの繰り返しで、最後は人力で運べるサイズ、重さ、エレベーターに入る大きさ迄小さくしてから降ろします。 屋上にスペースがあれば最初に数機を一気に上げてしまう場合もあります。
そして、大きなタワークレーンは大きな力がかかるため、足元はボルトで建物にがっちり固定されています。
クレーンを上に上げるには、クレーン本体のバランスを保った状態で上層に固定し、ボルトをはずした足元をクレーンマスト(支柱)と共に上層へ油圧ジャッキで引き上げ、再び固定する という作業を繰り返しながら高い階層へ登っていきます。
尺取虫のイメージに近いですね。 やっと本題の尺取虫が出てきました。
高層で作業を終えたタワークレーンを降ろすのも一苦労。 これも前述の小さいクレーンと同じく、その場にタワークレーンを解体するための中型クレーンを組み立て、その中型クレーンを解体するための小型クレーンを組み立て と、少しずつクレーンを小さくし、最後は人力で解体するのです。
中はそこで生活できるくらいに色々な設備があるそうです。 トイレはもちろん、電子レンジやテレビもあるそう。 1度入ると何時間も出てこないようです。
高層ビル建設のためのタワークレーン、一番の働き者ですが、組立、撤去は大変なようです。
シリーズ化してしまった懐メロ
冒頭に京都が出てきましたので、次は大阪、「大阪の女/石川さゆり」
「そして神戸/前川清」、最後に「三都物語」
なぜか大学からアクセスの多い別ブログ
●別ブログ11/11の新着は「CAもプロレタリアか?」
前回は「医療費、介護費用」 こちらも見てね