いろいろ【まっち】んぐ

2009/06/06(土)21:01

ストレス 最終編

医療(136)

 言(こと)問わぬ、木すら紫陽花、    諸弟(もろえ)らが、    練(ねり)の村戸にあざむかえけり           作:大伴家持(おおとものやかもち)  万葉集より 我が家の庭の紫陽花も咲き始めています。 もうすぐ梅雨ですね。 さて、前回 「ストレス Part2」では、また書ききれないので、続く・・・となりましたので、その続き、最終回です。 ということで、本日のお題は 「ストレス 最終編」 尚、昨日のお題は 「商品+接客」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ では、ストレスを減らすには? 交感神経と副交感神経のバランスは感性の問題です。 この感性はひとりひとり違います。 今のままでは体調が改善しないなと思ったら、生活を見直してみてはどうでしょう。 仕事を減らしたり、いつも飲んでいる薬を止めてみたり・・・ 人間の身体はよくできていて、自分で治ろうとする力、「自己治癒能力」があります。 頭痛や腹痛が起るのは、交感神経が過度に優位な状態から、副交感神経を優位な状態にして、ストレスから解放されようとするためです。 人前に出る、など身体が緊張した時に腹痛が起きるのもこのためです。 発汗や排便などの行為は、副交感神経が働くので、リラックスをもたらします。 「泣く」という行為も同様で、「泣ける人は大病しない」と言われるのもこのためです。 他の人がストレスと感じないことでも、その人にとってはストレスになることもあるので、自分に合った解消法を探すと良いでしょう。 一番良いのは、楽しみや目標を見つけることだと思います。 また 薬に頼ってばかりではいけません。 前々回も書きましたが、「薬をやめると病気は治る」、「薬をやめると病気は治る PART-2」のように、薬の飲み過ぎも強いストレスになります。 現代医学では、薬を多用してきましたが、熱を下げたり、痛みを抑えるなど、症状に合わせた治療方法である対症療法では、アトピー性皮膚炎のような慢性疾患はなかなか治りません。 むしろ、健康食品や、血行を良くするために身体を温める といった流れが拡大してきています。 これからは、さまざまな角度から、身体全体をとらえる医学が大切になるでしょう。 「無理な生き方をしない」とか、「血行を良くして自分の力で治す」などの努力も大切です。 特に熱が出たり、腫れたりする身体のサインは、血流が増えている証拠です。 これは治るためのステップなので、できれば薬に頼らず、身体が持つ治癒力に任せたいものです。 それから、ストレスにもうひとつ加えるとすれば「夏場の冷房」ですね。 身体を冷やすと血流が悪くなってしまいます。 私はに居るときは、ほとんど冷房をつけていません。 もっとも節約の意味もあるのですが・・・ そりゃあ、お客さまなどが来たときはつけますけどね。 また 「スローライフ」、「スローライフ Part2」で書いたように、「もっとゆっくりと、いろいろ愉しみながら、生きようよ」という生活ができればストレスもなくなります。 しかし 現代では、なかなかこうはいきません。 「がんばり過ぎが危ない」で書いたように、企業は叱咤激励をします。 また 今の不景気な世の中、ある程度がんばらないと「不要品」レッテルを貼られます。 ただ 「うつ」などでも書きましたが、がんばり過ぎて職務から脱落せざるを得なくなった人も何人か見てきています。 せめて、気持ちだけでも「ゆっくりと生きようよ」というようにすれば、ずいぶん楽になると思います。 とはいえ、ノーテンキではいけませんけどね。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ5/27の新着は「なりすまし 実証」            前回は「豚インフルエンザに漢方?」 こちらも見てね

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