有田ブログ

2012/08/15(水)13:34

有田市文化財探求シリーズ 第6弾 ~須佐神社~

文化財シリーズ(10)

みなさんこんにちわ 今日は有田市千田にある、須佐神社を紹介したいと思います。 <御祭神>   素戔鳴尊(スサノオノミコト) <由緒>   和銅6年10月、大和国吉野郡西川峯より遷座したと伝えられている。当初、社殿は現在の須佐神社がある中雄山の山頂に奉斎してあり、西の海に面していた。しかし海上を往来する船舶が帆を下して敬意を表さないと難破したので、元明天皇の勅命により、現在の中雄山中腹で南向けに遷座した。すると不思議なことに、難破事故は無くなったという。 従って、海上安全守護の神として、又一面災難除の神として、戦前は武運長久の神、 戦後は交通安全の神として信仰を集めている。また、御祭神が剣難除(災難徐)の神として、朝廷をはじめ武家や一般人の信仰篤く、江戸時代には藩主紀州徳川家も代々崇拝していた。 延喜式神名帳(927)には名神大社と記されており、明治4年県社になっている。豊臣秀吉の紀州ぜめの時に戦火に会い、現在では古文書は何も残っていませんが、徳川時代は紀州藩の擁護を受けており、吉宗奉納の因州住景長作の大刀(重要文化財)を社宝として保存しています。 なお、神社の紋は全国でも珍しい夏桃です。(下写真参照) 毎年10月14日に行われる千田祭りは、別名ケンカ祭りと呼ばれるほど荒々しい祭りです。神前に供えられた6枚の鯛を奪い合い、鯛を手にすると一年間大漁といわれています。社殿からの階段をすごい勢いで滑り落ちる神輿は圧巻ですΣ(゚д゚(゚д゚(゚Д゚ 千田祭りの様子↓ ちなみに今年は須佐神社創建1300年祭も兼ねていますので、毎年恒例の千田祭りが、一層盛大なものになると思われます(゚∀゚ノノ゙ 参加される皆様は怪我のないようにお気をつけて・・・

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