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カテゴリ:文化財シリーズ
今日は日本最古の稲荷神社、糸我稲荷神社について紹介したいと思います <御祭神> <由来> 日本最古の稲荷神社と言われており、市指定文化財にもなっている。現在残っている資料「糸鹿社由緒」によると、創建は「37代孝徳天皇白雉3年壬子の春、社地を正南森に移し、糸鹿社と申す」とある。白雉3年とは京都・伏見稲荷神社の創建より60余年も前に遡るので、糸我稲荷神社が日本最古ではないかとおり、社前鳥居に「本朝最初稲荷神社」の額が上がっている。 紀伊続風土記には「荘中三箇村の産土神なり古くは殿舎も宏麗に神田も多く云々」とある。この三箇村とは、現在の糸我地区と須谷地区を指す。境内には樹齢400~500年の3本の大楠がそびえており、その歴史を物語っている。
稲荷神社といえば京都の伏見稲荷が有名ですが、日本最古の稲荷神社といえば、有田市糸我の稲荷神社と言われているんですね(・ω・ )ほぉ~ ちなみに勘違いしている人もいるかも知れませんが、稲荷神社の神様は、”狐”ではありません お稲荷さんの象徴である狐は、上にも書いた、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)の”お使い”なのです(´・∀・`)!!
そしてここでもうひとつ雑学 なぜ、稲荷神社のお使いが狐なのか? 稲荷神社の御祭神である倉稲魂神(うかのみたまのかみ)は、本来五穀をつかさどる神として崇められてきました。 そこで、穀物を食べる野ネズミを狐が食べてくれるので、狐を穀物の守り神と考え、そこから結びついたというのが、一番よく聞く説らしいですφ(・ω・ )
こんな風に調べてみると、色々知らなかったことが分かるようになって面白いですよ 事前知識があれば、その場所を訪れた際の感動も一入ですよね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年10月19日 08時35分53秒
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