まちがいだらけのマーケティング

自著「あなたはクセで生きている」は先先月発売になったのですが、
その当初、地元の本屋さんにあいさつに行きました。

その後、在庫切れのような状態になり、地元の本屋さんにはご迷惑をかけました。
それは、地元なので知り合いが結構買いに行ってくれるわけですね。
それなのに店頭で在庫が切れている。
買いに行ってくれた知り合いは、「なかったよ！」と私におっしゃるわけですが、
こういうとき作家って何もできないんですよね。
印刷する権利も、流通させる権利も、販売する権利もないですからね。
（一流の作家の方は力があるのかもしれませんが、無名の三流ですから・・・・）

そこで、本屋さんへの挨拶を少し控えました。
本屋さんは挨拶に行くと、場合によっては、本に興味を持ってくださいます。
（作家は営業活動はしません。地元としてのご挨拶だけです。）
でも興味を持っていただいても、店頭においていただく在庫がすぐに用意できなかったら・・・。

私は、挨拶をしている本屋さんと、そうでない本屋さんがあることに
勝手にモヤモヤした気分を貯めこんでいました。

でも、何も行動に出なかったのです。
モヤモヤを解消しようと、行動に出なかったのです。
行動に移さないと、何も変わらないのに、
何も行動に出なかったのです。

そして、今日。
なんだか分からないのですが、空き時間に、急に行動に出てみようと思いました。

理由は分かりません。
あまり考えずに、本屋さんへ行って挨拶をしました。
行こうと思っていたのに、行っていなかった本屋さんに
何も考えず入っていき、店長さんをお願いし、挨拶をしました。

行動してしまえば、何でもありません。
何を躊躇していたのだろう、という感じです。
モヤモヤも取れました。

でも、事実、私は１ヶ月ぐらい、行動しなかったのです。

実は、どうしてこういう時に行動を起こさないのか、
みたいな話も、自著「あなたはクセで生きている」の中に書いてあります。

自分で書いておきながら、ダメですね・・・。