テーマ:お勧めの本(7360)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私はここ15年ぐらい、海外の書籍を読んでいません。
もう少し正確に言うと、ビジネス書などは読んでいますが、 小説などの文学、文芸書の類を読んでいません。 それは想像力が使えないからです。 みなさんハリウッドの映画を見ていて、そのニュアンスが分からなかったり、 逆に奥深さを感じなかったりしたことありませんか? 生活習慣が違うので、想像し切れないところがあるんですよね。 たとえば、見つめ合う男女。 台詞がなくなります。 日本人は日本人なりの想像をはじめます。 それまでの二人の関係から、見つめ合う二人が今何を考えているのか、 次に何をするのか、 その悲しみややすらぎの交差した表情に、 気持ちの奥を読み取ろうとします。 しかし、ハリウッド映画だと、そのままキスしておしまい、 みたいなことがあります。(もちろん日本映画でもそういう場合もありますが) 黙っても協力し合うことのできる環境で子孫を繁栄させてきた農耕民族と、 話しをして、実行して態度で示す環境で子孫を繁栄させてきた狩猟民族との違いなのでしょうか? いずれにしても、日本人には海外の映画の細かいニュアンスを想像しきれないことがあります。 海外の文学、文芸書でも同じです。 日本の作品ならば、行間が読めます。 書いてないことも感じることができます。 しかし、海外の作品はそうはいかない。 文字に書いてあることと、その周辺ぐらいしか想像できないのです。 なので読み終わった後に、深い感動があまりないのです。 それなりに感動はありますよ。 でも深さがなんとなく足りない。 私はそう思います。 どなたか、この海外作品ならば深く感動できるという本を教えて下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.18 15:57:29
コメント(0) | コメントを書く |
|