[税金・相続・贈与]の記事一覧 | 街角コンサルタント協議会

扶養といっても違うんです～

会社で年末調整を済ませ、手取りが少～し増えて喜んでいらっしゃる方が多いと思いますが・・・所得税と健康保険の「扶養」の定義が違うってご存知でしたか？１、所得税法における扶養生計を維持している親族（６親等以内の血族、３親等以内の姻族）のうち、年収が103万円以下の人※血族：血のつながりのある親族　姻族：婚姻により生じた親族２、健康保険法における扶養生計を維持している親族のうち、年収１３０万円未満で、更に被保険者（扶養者）の年間収入の１／２未満の場合に原則として被扶養者として扱います。親族の範囲は、直系尊属（本人の父母、祖父母等）、配偶者、子、孫、弟妹、それ以外の３親等以内の血族及び姻族（別居している場合については収入と仕送りの額により扶養になれない場合があります）３、厚生年金保険の扶養（加給年金の対象者）生計を維持していた65歳未満の配偶者又は子（18歳以後最初の3月31日までの子等）で、年額850万円以上の収入（又は年額655万5千円以上の所得）を将来にわたり得れると認められる者以外上記３つのケースを比べていただくと内容が随分違うと思いませんか？先日、厚生年金の加給対象となっていた奥様がお勤めにでたので、加給年金の不該当の手続きを取り、年金額が減額されてしまったとご相談がありました。ご本人は扶養で無くなったと理解したようですが、加給年金は選択して支給されるものではありませんので、その後復活させる手続きは少々大変でしたが・・・皆さんもご自分の理解だけで行動せず、是非専門家の意見を聞いてから行動して下さい。今日は少し難しい内容になってしまいました・・・年明けの頭に一撃です！ご不明な方は”街コン”でご質問下さい。

国の借金

来年度予算を見て思うこと最近の景気回復により税収入がアップし、小泉改革により若干ながら無駄が減った事で、2006年度の赤字国債発行額は30兆円を切る事になる様です。このまま行けば基礎収支の黒字化は1年前倒しで2011年になるとのこと、何か力強い改善を感じますが、安心していて良いのでしょうか？これは単に借金をしないで、その年の収入で支出を賄える様になったというだけの事。忘れてならないのは2005年3月時点で国には782兆円もの借金が有り、それが刻々と増えているという事です。これの金利はどうするんですか？今のデフレ下の1.6％程度の低金利なら、それでも金利は年間12兆円。これが景気が回復して例えば3％にでもなれば年間23兆円が必要です。更に約800兆円の借金の元本を50年の分割で返すとしたら、更に年間16兆円の改善が必要です。つまり単年度の黒字化に30兆円、国債の金利を払った上で黒字化する為には更に12兆円、そして元本の分割返済に16兆円が必要です。これを全部合計すると、30＋12+16=58兆円の改善が必要という事です。しかも実はこの数字の計算は甘いのです。景気が改善すると、金利は想定以上に上昇しますから、ゴールは更に遠くなります。一方、今年の国家予算は80兆円。医療や福祉にもお金は必要ですから、58兆円を返済に充てる事など出来ません。こう考えると、日本経済は、もうほぼ回復不可能な領域にいると言えるのではないでしょうか？でも最後の切り札として、消費税の切り上げがあるじゃあないか？という声が聞こえてきそうです。そうでしょうか？年金制度もほぼ破綻しています。消費税15％程度は年金を立て直すのに精一杯で、財政改善にまでは回るかどうか・・・小泉改革は絶対必要だし、これからも頑張って欲しい、でもこれは亀の歩みに思えてなりません。エイトクレスト有限会社　澤本和幸

医療費控除

風邪をひいて、ブログを書き込むのが遅くなりました。１２月ということで、前回は保険料控除のことを書き込みましたが病み上がりなので、医療費控除をちょこっと書き込みたいと思います。１月から１２月３１日までの医療費（保険で補填された金額を差引く）の合計が１０万円（合計所得金額の５％いずれか少ない額）を超えた場合に対象となります。どんなものが、医療費となるのか・・納税者本人だけでなく生計をともにする親族の医療費もＯＫです。病気やケガの治療費や薬局で購入した風邪薬などもＯＫです。（私も今回、風邪薬を買いました、、）今後、医療費の自己負担額が増えるようです。コツコツと領収証を集めましょう！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＦＰ相談センターウイム　岡野

遺言って？！

はじめまして。千葉で行政書士を開業している、西村です。突然ですが、遺言を書いたこと、ありますか？殆どの方が、書いた事が無く、書いた事がある方でも１度きり・・・というのが、大半なのではないでしょうか？宣伝になりますが、街コンで遺言作成入門という講座を担当します。テーマは、遺言を書く習慣を身につけて帰ってもらうこと。遺言作成の基礎を、実践を通して学んで貰う予定です。開催は１０月。ご参加お待ちしております。今回は、取り急ぎご挨拶と宣伝まで。次回は、藤平さんになります。ではでは、よろしくお願い申し上げます。

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