号外!?逸品堂通信vol.069 認めたくないけどジャイアントも・・・
御無沙汰しておりましたぁ~♪雨に祟られた海外出張から帰国してなんとなく体がだるかったのですが、見事に熱出してダウンいたしました(笑)。神経が鈍いのか、昔から熱にはめっぽう強く大学のテニス部の合宿中に「なんとなく熱っぽい!」と言ったら心配した仲間が体温計ってくれて38℃オーバーだったというほどの鈍さです。そんな耐熱構造の私がダウンするって事は?・・・ハイッ、見事に38.7℃ございました。 家族は、海外から帰国して間もない事もあり、あらぬ方向に考えが及んだようで「マラリアだぁ~!」「イヤイヤ、鳥インフルエンザよっ!!」「僕はエイズだと思うなぁ~」とか本当に好き勝手な事抜かしてました。結局は医者で検査受けて単なる風邪だったのですが、未だに全身が熱くてたまりません。・・・って言いながら6時間近くも水替えしてた私ってお馬鹿?? ところで本題に入りますが、ここに来てバンコクのクラウンテールが注目だって書きましたけど、もう一つ注目すべき題材が・・・。まぁ、最近と言うよりはここ1年位前から急激に改良が進み始めたんですけど、その話題の主が今日紹介するジャイアント・プラカット!まぁ、この品種自体はずっと前から存在してましたけど、ただただボディが薄ら馬鹿の様にでかいだけで、体色は洗う前のゴボウ以下!はっきり言って、美的センス0の存在でした。 でも、ここに来てそんな認識を一新しなくちゃならなくなってますね~。例えば、冒頭のイエロー・マルチなんてショープラカットとしても十分いけちゃう程の美しいピュアイエローです。これで、全長はなんと70mm以上です。下の個体はブルー&レッド・ドラゴンですがこれで全長65mm位あります。 普通のプラカットはせいぜい全長50mmくらいです。たった2cmの差じゃん!って考えたそこの貴方!!かなり認識甘いです。中学校の時習いませんでしたっけ?長さが倍になると面積・体積はめちゃくちゃ大きくなるって。この2cmの差は実物を目にすると、この数値以上の巨大な差となって実感できます。 でも、正直言ってちょっと苦手なんですよね~、巨大ベタ(笑)。元々、サイズが小さければ小さいほど良しとする傾向が強い男でして・・・。以前、仲間内で卵生メダカやドワーフ・シクリッドなどを成長期に餌を控えめにして通常よりも小さなサイズで成魚にする。いわゆる「締め飼い」について話題になった事があります。もちろん、その場の全員の認識として「締め飼いはイカン!」って言う結論になりました。確かに、締め飼いされた個体を種親にすると次世代が取り難いし、それが正論だって事は間違いありません。でも、でも・・・個人的には締め飼いは決してNOではありません。声を大にして主張する勇気は無いですけどね(苦笑)。・・・だって、可愛いもん。 そんなわけで、個人的にはストライクゾーンから大きく外れているジャイアント・プラカットですが、バンコクでは人気があるのか専門店まで存在してます。しかも、ここまで観賞価値が高い個体が作出されるようになってきた今、頭からその存在を無視する訳にもいかないなぁ~。