テーマ:熱帯魚&水草の話(1174)
カテゴリ:熱帯魚
![]() へんちくりんな魚を取り扱っているショップの隅のほうに申し訳なさそうにおいてあるこの魚は、この厳つい外見からは想像できませんが成長しても体長3cm位にしかなりません。完全な夜行性なので、サイズと言い習性と言い「一度水槽内に放したら当分の間お目にかかれないこと確実」な魚の一つです。 頑丈そうな外見ですが、これでも現地では結構水温の低めの山間部とかに棲息してますので、水温は22℃前後が適温かと思われます。餌は冷凍アカムシや生き餌を好みますが、サイズを考えるとあまり大きな餌は避けた方が無難でしょう。馴らせば人工餌も食べると聞いた事がありますが、我が家では冷凍アカムシ以外は頑として受け付けません(苦笑)。また、他の魚との協調性は悪くありませんからコミュニティタンクで飼育しても大丈夫でしょう。ただし、サイズは極小ですがあくまでもナマズの仲間なので、口に入るサイズの生き物、例えばビーシュリンプの稚エビなんかとの同居は論外です。 それでも、自宅に大型水槽が置けないからナマズの仲間が好きだけど飼育できないとお嘆きのアクアリストにはうってつけの、超小型ナマズです。 水槽サイズは15cm角もあれば十分過ぎるほどですから・・・ ![]() 実は、先日某所で大勢のアクアリスト仲間と会ったのですが、その席上で某ナマズコレクターに「さかなおやじさんって、ナマズ嫌いだからブログでほとんど取り上げませんよね~」とか嫌味を言われてしまいました。その場にいた多くのアクアリストがさかなおやじの正体をすでに御存知だったという事にも驚きましたが(冷汗)、「ナマズ嫌い」と言われるのは心外だったので、今回ハラハラの登場となったわけです。別に、「ナマズが嫌いなんじゃなくてカラシンやラスボラなんかの方が好き」なだけなんですが、知人たちに言わせるとそれは「ナマズ嫌い」という事と同じらしいです(笑)。 ちなみに、ハラハラキャットの近縁種にはコンタコンタという学名のナマズもいます。善意に考えれば、インドかネパール辺りの現地の人のそのナマズの呼び名を学名にしたんでしょうが、この辺りの学者の人ってアバウトな性格なんでしょうか?(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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