テーマ:熱帯魚&水草の話(1118)
カテゴリ:熱帯魚
通称:ノソブランキウス・コウサウサエ(N.コーソザイ) 体長:4.0cm 分布:タンザニア 飼育:★★(普通) 繁殖:★★(普通) 今日紹介するのはノソブランキウス・コウサウサエ。一般にはN.コーソザイと呼ばれる事のほうが多いようです。どうでもいいと常々言ってるくせに呼び名にケチつけますが(笑)、本来はKorthaus女史と言う研究者にちなんだ名前。そこから考えると、昨日のギュンテリー同様コートハウサエって読むべきかも。そうそう、これまたどうでもいい知識ですが、学名の終わりがiで終わっていたら男性の人名、aeで終わっていたら女性の名前にちなんだ学名である事が多いのです。 アンジェリカス・ボティア Botia kubotai=久保田さんのボティア レッドテトラ Hyphessobrycon amandae=アマンダさんのヒフェソブリコン と言う具合ですな。 さて、N.コウサウサエは赤系の色彩の魚が多いノソブランキウス属にあっては珍しく黄色系の体色です。よく、「体色は地味だが丈夫」とか紹介されちゃう可哀想な奴ですが、ノソの仲間だから地味とか言われるんで、観賞魚としては十分華やかな部類に入ると思います。特に、タイガースファン黙ってこの魚飼わなきゃいかんでしょう!(笑)。飼育に関しては、昨日のN.ギュンテリーに負けず劣らず丈夫で飼育しやすい種類です。繁殖も容易で、卵の休眠期間もノソブランキウスの中では一二を争う短さです。特に、高温下で卵を管理していれば1ヶ月程度で孵化に至ります。 そして、このノソにもやっぱり色彩変異がいます。有名な所では、全身がブラウンレッドに染まるN.コウサウサエ・レッドがいます。ただ、ノソブランキウス属に於いては赤系の体色は珍しくもなんとも無いので、個人的にはコウサウサエはやはりイエロータイプに限ると思ってます。他にも、マフィア島固有の色彩変異などが存在しますが、基本的には皆イエロー系の体色です。熱烈なドラゴンズフリークの私としては、チョット躊躇するものもあるのですが(苦笑)、ノソブランキウス属のコレクションやるとそこらじゅうの水槽にチョロチョロ赤系の小魚がうごめく様になるので、そんな時気分転換意もってこいですね。 ところで、今思ったんですがコウサウサエのイエロータイプとレッドタイプを交配するとどんな色彩になるんでしょうね?以前も述べたように、異なる地域変異をむやみやたらに交配するのは決して褒められた行為ではないのですが、もしかしてこの組み合わせは結構いけるかも(笑)。今度バンコク行ったらコウサウサエ・レッド買ってこなくちゃ! そして、本日のベタ紹介に・・・ 今回バンコクで目に付いたカラーバリエーションに、このメタリックスカイブルーとレモンイエローのマルチカラーがいました。ショーベタにもプラカットにもこのカラーバリエーションがいましたから、一種の流行なんでしょうか?夏の暑苦しいシーズンになんともいえない清涼感を与えてくれる美しい魚だと思います。 そうそう、それと私がボランティア店長を勤めさせていただいておりますおさかな逸品堂ですが、おかげさまを持ちまして結構盛況です(笑)。今日、税理士さんと話をしていたら「このまま行けば、おさかな逸品堂は黒字になるかも」とか言われてしまいました。でも、プラカット専門店を謳いながら、その実ノソブランキウスの売れ行きのほうがはるかに好調です。・・・って、このブログで取り上げてみんなの物欲煽ってるんだから当然か(笑)。 一体何と言う事でしょう。皆さんの財布は軽くなり、ボランティア店長は心身ともに疲れ気味、そんな中オーナーの某女史だけが高笑いしている姿が脳裏に浮かんできそうです(苦笑)。あの~、奥様??私めにも夏のボーナスちょっとだけいただけませんでしょうか?って恐る恐る尋ねてみたら・・・「ボーナスは無いけど、どこか海外に仕入れに行く金なら出す!」とのたまっておられました。あんたはエライッ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[熱帯魚] カテゴリの最新記事
|
|