テーマ:熱帯魚&水草の話(1175)
カテゴリ:熱帯魚
![]() ・・・しかぁ~し!彼ら理想形のオス親から生まれて来る子供や孫世代にもオレンジ色の背ビレを持った個体の出現率がアップしてきません。考えられるのは、以前淘汰選別していた時のメス親は、かなりの高率で背ビレがオレンジになる遺伝形質を潜在的に持った個体であったのに対し、無線別時期があったため現在ではハズレのメスの確率が高くなってしまった事。 ![]() でも、グッピーだとメスで次世代の背ビレの色彩に影響があるんでしょうか?エンドラーズはグッピーではないと言う事みたいですから、遺伝の仕方も違うのかもしれませんしね。その辺は今は亡きこのサカナの元祖的存在のT氏に聞いてみたかったものです。改めて、あの男がいない事のダメージを感じてしまいますね~。 いずれにせよ、今我が家で生まれてくる個体の多くは2枚目の画像のように、背ビレにはオレンジ色の発色が見られずうっすらとブラックのレース模様が存在する個体です。個人の好みとは言え、やっぱり背ビレはトップの画像みたいにオレンジでいて欲しいなぁ~。でも、いぜんコレもT氏から聞いた話ですが、グッピーの背ビレの色彩はすぐに飛びやすくまた一度透明になっちゃうと、そう簡単には復活させられないって事みたいです。うーん、我が家のエンドラーズ最大のピンチかぁ~??ちなみに、現在背ビレがオレンジのエンドラーズは10尾程度存在します。それに対して、背ビレがオレンジじゃない個体は・・・数えたくない(苦笑)。 ![]() ところで、我が家にはエンドラーズの第二系統と呼んでいる別系統も存在するんですよね~。以前もチラッと書きましたが、T氏直系のエンドラーズに万が一の事があったらと考えて数年前にヨーロッパの卵胎生メダカマニアから入手しました。3枚目の画像がその系統です。チョットしょぼく見えますが、コレは私の撮影技術の問題でして観賞面から言って、第一系統にまったく引けをとらない美しさです。第一系統との最大の相違点は背ビレがライトブルーに染まる事!こちらの固定率はかなり高く、かなりの高率で次世代の背ビレも青く染まります。 でも、今まで一度たりとも第一系統と交雑させた事はありません。だって、一度でも他の地を入れちゃうとTの奴があの世で怒りそうな気がしますから(苦笑)。だから、この美しい補欠選手はまったく日の目を見る事無く、60×45×45cm水槽内で細々と世代を繋いでます。あんまりにも可哀想なので、今日はこいつらも紹介してあげました。 えっ?誰です??第二系統の方がずっとキレイだって言ってる人は!そんなこと言っちゃダメですよ~。飼育している私自身が内心そう思ったてりするんですから(笑)。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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