テーマ:水系ペットのお話(2824)
カテゴリ:熱帯魚
いつものように、馴染みのベタショップに入って行き女主人と「サワディカップッ!(こんちは)」と挨拶を交わしベタを品定めをしていると、これまたいつものように女主人が知り合いのベタショップに連絡を入れて馴染みの店の人間がその店に集まってきました。どうも、タイ人にはライバル意識ってもんが希薄なのか、同業者に「オイッ、またあのチョットおかしな日本人が店に来たぞッ!」ってわざわざ連絡してやるんです。そうすると、彼らはこの上客を逃してなるものかと言わんばかりに(笑)、最初の店に集合し私の確保に余念がありません。 そうして、最初の店でみんなでああでもないこうでもないとベタ談義に花を咲かせるんですが、これが結構楽しいんです。もちろん、私にはタイ語は良く判りませんからカタコトの英語で会話する事になるため、上手く意思の疎通が図れなかったり微妙なニュアンスが汲み取れなかったり・・・。 彼らは私がその店でセレクトする個体についてもいちいち論評を加えています(苦笑)。どうしてもその様な状況下ではこちらもいっぱしのベタマニアっぽく振舞いたくなるのが人情と言うもの。ついつい、玄人好みの一品ばかりチョイスしてしまいがちです。 そんな中、私が冒頭のソリッド・ブルーの個体を選ぼうとすると女主人からすかさず一言! 「その個体は普通の個体だから、アンタには売れないよっ!」 はぁ~??「普通の個体は売ってくれない??」 実は彼女は「そんな普通の個体をアンタは選んでいいのかい?」 って言いたかったようなのですが、語学力の関係から前者のような発言になってしまったようです。それでも、周りの人間が彼女の発言に一様にうなずいたのは何故?ほわ~い?? やはり私はタイ人の目から見ると、「わざわざへんちくりんな個体ばかりをセレクトして大量に買いつけていく変な外人」と言うように見えているのはどうも確実なようです(苦笑)。そりゃ、確かに全買い付け個体数の1/4前後がマーブル個体って言う状況ではそう思われても致し方ない事なんでしょうが、これからは「普通の個体」もきちんと仕入れるように心がけたいと殊勝にも心に誓ったさかなおやじなのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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