さかなおやじのひとりごと

2007/10/03(水)12:47

ベタの殿堂 プラカット マーブル 第8位!

ベタの殿堂(22)

 またまた随分と間が開いてしまいました(苦笑)。以前からこの駄ブログをご覧いただいている方はピンッ!と来たでしょうが、御想像通り海外出張に行っておりました。もはや年中行事と化した毎月の海外出張なので海外に滞在する事自体はまったくストレスなんて感じません。でも、時差ぼけだけは結構辛いものがあります。それに、日本を留守居にしている間、国内での仕事がひたすら溜まる一方なので帰国してからの数日間は、労働基準法って何っ??ってな具合の滅茶苦茶ハードな状況が私を待ち受けてくれています(涙)。そして、やっと国内の溜まりに溜まった仕事を片付け、時差ぼけも収まったかな?と思う頃には間違いなく次の海外出張が私を手招きしてくれてます(苦笑)。いったい、いつまでこんな二重生活が続くのでしょう?・・・って現役続行する限りは永遠かぁ・・・  そんな訳で随分と間が開いてしまいましたが、プラカット・マーブル部門の殿堂入り第8位の個体はこれです!正式な品種名を言うのはかなり難しいのですが、って言うか品種として固定されていないと思われますがパステル・マルチカラー・マーブルって言うんでしょうか?(笑)いわゆるホワイトベースのマルチカラー系でありながらマーブルの血筋って言う訳です。今のところ確認できているのはボディは非マーブル系で各鰭がマーブルの表現と言うカラーパターンのみです。・・・と言うことは、マーブルの表現はボディとヒレがそれぞれ独立した遺伝子系って事なんでしょうかね~?実に興味深い現象だと思います。  実の所パステル系のマーブル自体は、決して物凄くレアって言う訳ではありません。まぁ、一度バンコクの市場をじっくりと見て廻れば5尾くらいはゲットできると思います。ただ、この系統の最大の難点は、見た目が美しい個体は皆無に等しいって言う所にあります。特にボディは青味やピンクがかったホワイトベースの上に、ダーク系の汚れ(苦笑)が散在してしまうのが常です。混じりけの無いホワイトベースの個体などとんとお目にかかっていません。今回の個体もピンクホワイトベースの上に所々パープルブルーが乗っているボディに関してはあまり褒められたものではありません。でも、何とか我慢できるレベルだと思います。もし、ボディがもっとクオリティ高ければ殿堂入りのランキングも更に上位だったでしょう。  しかしながら、この個体の最大の売りは何と言っても各ヒレのマーブルパターンにあると言えるでしょう。ピンク、ホワイト、ブルーそしてオレンジイエローと色鮮やかに各色が散在しているのはまるでケーキやキャンディを連想させます。特に、オレンジイエローの発色に関しては、今までのマーブルではまったく見られなかったカラーで、最近のマーブル系はイエロー=オレンジの色彩の追加でより一層改良の幅が広がったと言えます。  可愛らしさとか華やかさと言う点では申し分の無いこの個体ですが、唯一の難点といえば品種として固定するのが難しいって言う所でしょう。今のところ完全にこの系統のメスだと言い切れるメス個体にはお目にかかった事がありません。もちろん、ブリーダーの水槽から自分の手でこの系統のメスを入手した事はあります。同じ水槽にはまだ生後2ヶ月弱の若いオスもいっしょに入っていましたから、同腹の雌雄であることは確かです。・・・が、なぜかオスのようにこの品種の特徴をはっきり表現したメス個体が見当たらないのです(涙)。まぁ、この点は今後の宿題って事で・・・

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