テーマ:熱帯魚&水草の話(1173)
カテゴリ:ベタの殿堂
![]() ここ1、2年バンコクで爆発的人気で普及したプラカットのラベンダー・バタフライですが、元親は2年前のインターナショナル・ベタコンテストの優勝魚でシンガポールのブリーダーが作出したものだそうです。その優勝魚のF1辺りがバンコクに輸入されてきて、それを元にバカバカと量産し始めたのでしょうが、そこでやたらめったら色々な品種と交配したくなっちゃうのがタイ人気質(笑)って言うんでしょうかね?最初の頃は表現形がほぼ統一されていたのに、今となっては・・・。でも、事ラベンダー・バタフライに関して言えばドンドンとそのクオリティは低下している気がして残念です。 このブログで何度も書いているように、ヒレの短いプラカットでヒレ先をくっきりと縁取らせるのは困難なのか、バンコクでもバタフライと称するプラカットは決して少なくありませんが、この個体のように誰が見ても納得できるレベルの個体は本当に希少です。1回の仕入れ旅行で十数件のショップやブリーダーの元を訪問し、せいぜい5個体も入手できれば良い方だと思います。しかも、くっきりバタフライだとしてもカラーリングが美しいかどうかはまた別の話ですから、今回紹介したレベルの個体は2回の出張で1回出会えればラッキーでしょう。 もう一つ、プラカットのラベンダー・バタフライを仕入れる際に困るのが何故かそのサイズがみんな小さいって事にあります。繁殖させているブリーダーの方針なのか、それとも系統的な問題なのか販売されている際のサイズは明らかに他の系統に較べて1サイズ小さいのです。おそらくは生後2ヶ月前の個体なんだと思いますが、このサイズだと冷凍アカムシとか成魚用のペレットフード食べられなかったりするので維持管理が少々面倒です。 そうそうっ!逸品堂で今日から恒例の出張前在庫処分セール!って言うのを開催しています。・・・って宣伝入れとけってオーナーがうるさくて(苦笑)。プラカットかショーベタのオスを2尾購入したら、お好きなベタを1尾プレゼントだそうです!でも、あの高すぎて売れない絶品マーブルは売れ残って私の所有物になって欲しいって思ってたら真っ先に指名がかかってしまいましたぁ~(涙)。今頭の中にあの曲のフレーズがエンドレスで流れてます「あ~る晴れた昼下がりぃ~、市場に続く道ぃ~♪・・・ドナドナドナドォ~ナァ~」 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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