テーマ:ベタが大好き!(586)
カテゴリ:さかなおやじの言いたい放題
![]() もちろん、この方法とても絶対安全と言う訳ではありませんが、メスがボロボロになる危険性はグッと低いものにする事が出来ます。使用する容器は、互いの姿が判る様な透明なものであれば何でも構いません。100円ショップなどのキッチン用品売り場に行けば、透明な小型容器がいっぱい売ってますから、好みのものを捜してくるといいでしょう。出来れば、お見合い中にメスが容器の外に飛び出してオスの猛攻にさらされる事を防ぐ意味で蓋の出来るものがオススメです。 このお見合い?の最中にコツコツと音がするほど激しく容器の中のメスにアタックを仕掛けるオスがいますが、こいつらは基本的には繁殖に向いていないようです。覇気が強すぎるんでしょうか、同居させたベタは雌雄関係なく徹底的に攻撃する危険な性格の個体も間違いなく存在します。もっとも、タイで闘魚として賭け事に用いるのであれば、このような激しい性格の持ち主は大歓迎なんでしょうけど。 ![]() ちなみに、私が今回撮影した小型容器は、寿工芸の「ワンルームハウス」(だったと思います・・・)と言う商品で、側面にキスゴムが付いていて水槽のガラス面に貼り付けて用いる事ができる様になっています。コレは中々便利な器具で、闘争心旺盛なテッポウエビやシャコみたいなやつらを同一水槽に複数収容できる為、ショップの販売水槽などで結構多用されているのを見かけます。まぁ、ベタのお見合いに用いるのであれば、わざわざ購入する必要もありませんが1、2個持っていると、何かの時に魚を隔離するのに便利です。 どうでもいい事ですが(笑)、元々はこの「ワンルームハウス」って言うのは同じ寿工芸がかつて販売していた「アトロフィルター」と言う上部フィルターの濾過槽部分を流用したものです。この「アトロフィルター」と言うのは、「ワンルームハウス」を連結させた筒の中に好みのろ材を入れ、揚水ポンプで吸い上げた水を強制的にその中を通すと言う、いわゆるパワーフィルターの原理を取り入れた画期的な商品でした。・・・ただ、惜しむらくは筒の中を均等に水が通過してくれないため、ろ過能力に問題があって普及には至りませんでした。 しかし、理論上は間違えていませんし、個人的には寿工芸さんに更なる改良を重ねていただいて是非もう一度市場にその真価を問うて頂きたいものです。エーハイムの猿真似(失礼)みたいなパワーフィルターを海外の下請けで作らせるくらいなら、絶対こちらの方を頑張って欲しいんですけどね~。日本の住宅事情を考えると、水槽の横や下にデーンと鎮座するすごく邪魔な(笑)パワーフィルターより、水槽の上部を有効活用できる上部フィルターの方が絶対適している筈。まぁ、水草の育成を重視しているアクアリストには構造上向かないでしょうが、普通に熱帯魚を飼育される方ならば問題ないはずですしね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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