2010/07/22(木)17:24
あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま
今日は、絵本の紹介です。小学5年生になると大抵、裁縫の授業がはじまります今時の裁縫セットはコンパクトにまとまっていて、ケースの柄も様々
初めての糸通しから、なみ縫いをし、玉止めでみんな悪戦苦闘!
息子の夏休みの宿題は玉止めの練習だった(汗)なので、私は5年生の担当になった時は読んでます。このお話は韓国のお話。
赤い手ぬぐいをかぶっている針仕事が上手な奥さんが、昼寝をしていると
針仕事の7つ道具がそれぞれ自分の自慢をし、私が一番だと言い出します。
それを聞いた奥さんは、私の腕がいいからお前達も役目を果たせるんじゃないか!私が一番偉い と怒り、また眠ってしまいます。奥さんは夢の中で、針道具が一つもみつからなくなって、泣き出してしまいます。夢からさめ、私が悪かったと謝る奥さん。誰一人欠けても針仕事はうまくできない。みんな大切だと言い仲直りというお話。韓国の衣装をまとい、針道具を擬人化してそれぞれの個性を出し、ユーモアたっぷりに7にんの仲間が言い争いをして話が展開していきます。「のしごて」や「ひのし」など聞きなれない道具も出てきますがそれぞれ特徴や役割を説明していて、「ひのし」は「アイロン」の事だな・・・とわかります。横に長い絵本で、字も小さめ。読み手には読みにくい絵本ですが、オススメです。
あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかまあかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま