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カテゴリ:まち探検レポート
日本最初(1872年)の鉄道基点である「新橋駅」が、 「東京駅」の完成で、貨物駅としての「汐留駅」となります。 そして、貨物の需要が少なくなることによって汐留駅も廃止。 その跡地は、1987年の国鉄民営化と共に売却される予定が、 バブルによる地価高騰を避けるために?凍結... 長く空地のままでした。 少し前から変な街並みがある...と気になっていた場所... その名も「汐留シオサイト5区イタリア街」 汐留の開発(区画整理事業)は1~5区、計11街区に渡り、 元々住民がいた地域である5区は、 旧汐留町会がビル賃貸や管理を行う為に 住民組織「NPOコムーネ汐留」を作るという優れた手法を採用。 (コムーネ”というのはイタリア語で”自治体”) 新橋駅側からアプローチすると、入口となる場所には、 いかにも!という列柱を模った場外馬券売場 「JRAウインズ汐留」があります。 建物横を入ると、三角形をした広場は自然石貼りで、 日本では他にない雰囲気。 イタリアのエミリアをモチーフとしたという建物の外観も アースカラを基調に、石造の基本の3層構成になっているなど、 独自のデザインコードでコントロールされています。 建物の名称も”パラッツオ アンジェロ カーザ...”など オープンカフェのベンチにでも座ってみると、 ちょっとしたイタリア旅行気分です。^^; ただ、せっかくの大規模な区画整理も 街区に連続性がなく開発もバラバラ。 イタリア街の場所も判りづらく人影もマバラ。 せっかくの歴史も分断されてしまい、 新しい街はイバラの道を歩むのでしょうか...^^; ★汐留★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 9, 2008 05:28:24 PM
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