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カテゴリ:まち探検レポート
東急目蒲線改め目黒線の大岡山駅。 改札を出ると、いきなりこんなものが(笑) 「東工大百年記念館」 1881年に東工大(東京工業大学)前身の東京職工学校が創立され 100年になることを記念して1987年に開館した建物で、 会議室や食堂に加えて展示コーナや特別展示室などがあります。 (立ち寄った当日は修繕のために足場がかかっていて 建物のデザインがわかりづらく、残念^^;) その東工大が2011年には創立130年を迎えるそうです。 http://www.titech.ac.jp/home-j.html そういえばこの建築デザインゆえに学生時代に大きな話題になって 見学に来たんだった... あれから30年...ということは、いくつになったワタシ?^^; ここで例によって疑問が^^; なぜ工業大学がこんな静かな住宅地の環境の中に? それは、「田園都市」理論を掲げてこの地域一体を開発した会社が、 土地分譲に鉄道が不可欠として1923年に目黒~蒲田間に鉄道を敷き、 同年に起きた関東大震災によって、被災者が住宅地を求めて集まり、 1924年に、蔵前で被災した(東京職工学校→)東京高等工業学校が 移転してきた...そんな偶然のビックリな歴史があるようです。 ※東京高等工業学校の被災跡地は台東区蔵前の榊神社となっていて、 ”工業教育発祥の地”として石碑が立っています。 http://www.dentan.jp/asakusabashi/asa_hashi08.html 住宅地と鉄道と大学のセットによる都市づくりは、 後の「学園都市」や「ニュータウン」にも活かされていきます。 ★田園都市★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 7, 2009 10:32:14 PM
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