白雲自去来

昨日は、こちらで、同じ流派の人が集い、
茶事の勉強会をされているグループがあり、
その茶事の勉強会に寄せて頂いた。

私は、今回水屋の担当で、懐石の盛りつけなどを担当。
料理も、炊き合わせ一品だけれど、作成。

里芋を六角形に剥く練習をするために、家族にはしばらく
里芋だらけの夕食に付き合わせてしまった
炊き合わせは、里芋と、干し椎茸、人参、もみじ麩と、
さやいんげんの五種でした

勉強会なので、中立ちの後、花寄せをして楽しんだり、
茶事が終わった後、花月も一回やって楽しんだ。

とても勉強になり、楽しい一日だったのだけれど、
その日の朝のこと。

岐阜まで出かけないといけないので、ちょっと早起きしなきゃ、
と思い、目覚ましを５時にセットしていたのだけれど、
（ちなみに、普段は４時半起き。）
目覚ましが鳴る前に、キッチンの方でガサガサする音で目が覚めた。
泥棒？！と思ったけれど、隣を見ると、夫がいない。
目が覚めて、夫がお茶でも飲んでいるのかな、
と思って、キッチンに行ってみると・・・

真っ暗闇で、夫が冷蔵庫の野菜室をあさっている。
思わず、「どうしたん？！」と声を掛けると・・・
なんと、今日は、私が茶事で大変だから、
朝ご飯を作ってあげようと思ったと言うではないですか！！
しかも、こんなに早起きして・・・
「いいよ、仕事で疲れてるんだから、 もうちょっと休んだら？」
と言っても、キッチンを明け渡さない。

それなら・・・と結局甘えて、私は洗濯したり、
身支度をいそいそと調えて・・・

夫の作ってくれた朝食を食べて、駅まで送ってもらって出かけた。

ちなみに、朝食のメニューは、
トースト
コンソメスープ
ベーコンエッグ
アスパラガスのソテー
プチトマト
ヨーグルト。
・・・なかなか立派なメニューでしょう？？

何だか、とっても感激だったのですよ。

私は、毎日茶事の練習のために里芋ばっかり食べさせていたのに・・・
ごめんよ、 今日から、また美味しいご飯、工夫して作るからね。
あんがとね。