福田ダンススクール♡踊るって楽しいよね♡

私達はダンスインストラクターですから、当然に資格を取らなければなりません。

我々、北海道ボールルームダンス連盟では最初の入り口のプロフェッショナル5級試験から受験して、

最終的に1級まであります。

あとは利益を目的としない、サークルなどを中心といているのでしょうか、

アマチュア地域指導員も5級から1級まであります。この制度は私の若手の頃には無かった制度です。

その若手の頃は試験を合格してプロを名乗っているとはいえ、

アマチュアの何十年もダンスをやって来られた方が多くて

中には教科書をよく見られている方もいらっしゃったので、

そういう方をレッスンした時には特に緊張をいた記憶があります。

「ここはこうした方が良いですよ。」と言うと、

「先生、教科書にはこう書いてありましたが、どうするのかといいでしょうかね？」なんて返されると、

内心固まりながらも最もな事を述べるのに必死でしたね。今となってはそういう事は無いですが、

そういう経験も今の自分を作っているいう一部でもありますの感謝ですね。

今年で終わる制度で、プロの競技実績において競技級で相当程度の級を受ける試験があるのですが、

恩恵を受けた人も多く、競技である程度に頑張っているので、それなりに良い制度と思う反面、

講師の勉強をしていると、やっぱり教科書等の勉強はとても大事なんだなぁと思ます。

やっぱり教科書の基本を勉強して、ダンスをしているのは流れも違うし、無理がないんですよね。

若い時は自分もそうだった様に、勢いで出来てしまうのもありますが、仕方ないとは言え大変なところです。

勢いも消したくないので、両立が中々難しい感じです。

ダンスインストラクターの試験は、もちろん技術の試験がメインになります。

言われたステップを行うソロデモンストレーション、カップルダンスの試験、そして筆記試験です。

その筆記試験の中で最初の入口の5級試験だけにある、

一般常識、法規の問題、自主規制の問題、そしてここ数年で設定されたハラスメントの問題があるのです。

私はここもう10年位になるでしょうか、ここの担当の講師を仰せつかっています。

唯一、ダンスのテクニックとはかけ離れているところです。

一般常識の中にエチケットとマナーの項目があるのですが、内容的には当たり前の事を記されているとはいえ、

近年守られていないような事もあるので、ちゃんと説明しないとならないところです。

ハラスメントに至っては昔だったら、コリャ大変だという項目もあり、時代の変化をよく感じるところです。

この講師のところは一回、合格すると昇格試験ではもうやらない事なので、

印象つけるようにと思い講習しています。

プロの試験は大変なのはダンスだけではなくてどのジャンルでも同じように、

これから責任を持ちなさいよ、ということです。

最初の受験勉強の範囲があるとは言え、習いに来られる生徒さんはその事以外で質問されても、

知らなかったでは済まされないのですね。

もちろんダンスは楽しいものだから、楽しんでいただく事は最重要な事ですが、

最近思うのはこちらがちゃんと勉強してないと、今までもそうでしょうが、

これからの時代もしっかりしないと、と思います。

SNSがなんぼ盛んになっても、ここは自分でするしかないですからね。

なんか堅い話になりましたが、皆さんと末永く楽しく接して居たいので、

こういう感じの話になってしまいました。今回もお付き合い頂きありがとうございます。