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カテゴリ:映画感想
こちらを観に行ってきたのは11月20日(金)のことでした。
一昔前の雰囲気の、ってか、今はもう廃墟となってしまった・・・ 北海道釧路にあるラブホテルの『ホテルローヤル』のお話です 主人公“雅代”は、このホテルのオーナーの一人娘で、原作者の桜木紫乃さんのご実家も本当にお父さんがラブホテル『ローヤル』を経営されていたそうで、少し実体験(?)も混ざっているのか?? そんなホテルを舞台に描かれている作品で、“雅代”を演じるのは波留さんです 自分の家族にもこのホテルにも嫌気が差しているものの、美術大学の受験に失敗してしまい、家にいても肩身の狭い思いをしていた“雅代”なのです。高校生の役の波瑠さん、ちょっとビミョウ? そんなある日、酒屋でいつも飲み物の配達をしていたちょっとチャラい彼と、夏川結衣さん演じる母“るり子”の怪しい関係に気付くのは 創業当時からの従業員余貴美子さん演じる“能代ミコ”と原扶貴子さん演じる“太田和歌子”なのです。 彼女たちにもそれぞれの家庭で問題を抱えていたりするようなのです。 舞台がラブホって云うだけで、そりゃぁみんな生きていく中で様々な問題は起こるよね。 経営者って云っても、すっかりただのオジサンになってしまった父“大吉” を演じているのは、北海道出身の安田顕さんです。 いい感じのダメオヤジっぷりです。 そして母“るり子”は “雅代”に捨て台詞を残し、ある決断をしてしまったり?! なんか久しぶりに映画のスクリーンで観たような気がするのは 松山ケンイチさん演じる、アダルトグッズ会社の営業をしている“宮川”で、実は“雅代”が恋心を抱いている相手でもあったり?? 仕事とは別に、なんだか優しい雰囲気のある真面目な彼とは・・・発展する何かがあるのかしら? そして、ホテルにくるお客さんだっていろいろです 親の介護や子育てに追われて、お互いの関係がただのお父さん・お母さんになってしまっていた夫婦がひと時の「休憩」を求めて来たり 親に捨てられた(?)JK役には、伊藤沙莉さんが 彼女の先生役を演じているのは、岡山天音さんです。 先生と教え子という関係のふたりは、どうしてここへ来ることになったのか? その後どこへ向かうのか?? 小さなホテルの、あるひと部屋を舞台に いろいろな時を経て、いろいろな物語が生まれていくお話でした。 やっぱり普通のホテルにしても、ラブホテルにしても、お客さんにとっては“非日常”だったりもするし、そこで働く人々にとってはそれこそが“日常”だったりするし いろいろな人が登場して、それぞれの視点と“雅代”視点でストーリが展開していく 少し切ない感じと、様々な男女の(その奥にある深い家族も含めた)関係と、どこかクールな“雅代”の思いが描かれている作品でした。 気になった方はぜひ劇場で!! 詳しくは → 映画『ホテルローヤル』公式サイト あしたは・・・映画の感想が続いてしまいますが・・・。あしたも映画の感想をUP予定です。でもようやく観た日とブログのUPした日が近くリアルタイムに近くなっています。なんだけど、またいろいろとブログネタが貯まってしまいそうなのよねぇ~。 映画とランチまでは良かったのですけど。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.11.25 20:00:16
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