サリーのおつかい3サリーのおつかい3ところでサリーはおせわになっています。 ところでサリーはこのいえのおじいさんに はいつもおせわになっていいます。おじいさん はサリーにラインダンスをおしえてくれたり、 かさをつかってまよなかにこうもりをよぶた めのちょうおんぱのだしかたもおしえてくれ るのでした。(さすがたんていをしているだ けあります) サリーはこいぬのかたちをしたふさふさと したふぁーのかばんのしっぽのぶぶんをひき ぬきました。 「がおがおがおーのあさがおー」 しっぽをひきぬかれたいぬのかばんはめだ まをとびださせながらよにもきみょうなおお ごえでなきながらうたいはじめました。 「どーはどんぴしゃえんぴつのどー、れー はれいにいもぐらのれー、そーはそらまめし ろやぎのひげー、らーははろはろのらー」 するとなかから、ちいさないちごのぼうし をかぶったこびとがひとりあらわれました。 どうやらふうぼうは、すこしおおきなクリ スマスようにつかうりっぱないちごににてい るようです。そのいちごがいいました。 「あら。さりーこんばんわ。まだよるには どうやらはやいようよう。はやくいえにかえ ってねむりなさい。あしたのがっこうにはま にあうようにおこしてあげるから。あしたは げつようび、そとでちょうれいがあるから、 ひんけつをおこさないように、ぎゅうにゅう はよりたっぷりとっておくのよ。ちょっとま ってまだいいたいことはやまほどあるの」 いちごはそういうとかおをまっかにしなが らポケットからしぼんでくしゃくしゃになっ たふうせんをとりだしました。そしてほおを ぶくぅとふくらませてくうきをいれるとふう せんはみるみるおおきくなりました。 そして、それをはなすと、ふうせんはべろ べろべろーといいながらつよいかぜがふ くあおいそらにはずれたしゃりんがみちをで たらめにはしるようにそらにとんでいくと パッチンとわれました。 すると、けむりといっしょになにかがとび だしました。 |