カテゴリ:ファッション
このところ東京は毎日のように 快晴に恵まれています。その上で寒さもひとしおと言っては 大雪に見舞われている地方の人々に申し訳ない気がしますが それでも今日の寒さいささか身にこたえます。 しかしまた、透き通るような空気のおかげで 私のサロンからは丁度目の高さと同じ位置に 雪をかぶった真っ白な富士山を 窓越しに臨むことができます。 夕刻ともなると、背景にオレンジ色の夕陽をいただいて、 そのシルエットはまるで定規で輪郭を整えたかのように シンメトリーの美しい稜線を見せてくれます。 時々刻々と変わる色の変化は 目に留めておくことができないだけに 何とも美しく、 創られしものを意識せずにはいられません。
そうそう、 先日、孫娘のお絵かき帖に富士山を描いていました。 まるで三角定規を描いたのかと思われるくらいの 大きさで、人の大きさとあまり変わりないのでした。 この位置からしか見たことのない孫娘の 目には富士山は確かに小さく見えたのでしょう。 富士山の大きさを知ってしまった大人の私たちは 知恵の樹から果実をとって食べてしまった アダムとエバなのですね。 「富士山はもっと大きいのよ」などと 言わなくて良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.07 20:38:27
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