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テーマ:お勧めの本(7214)
カテゴリ:アート
映画「モディリアーニ 真実の愛」は面白い映画だった。芸術と愛の悲劇。パリが舞台なのになぜかみんな英語を喋っているのがおかしかったけど。ピカソがすごく俗っぽい感じで出ていて、私のイメージとは違っていた。
ピカソの一連の作品を見ると、同じ人物が描いたとは思えないほど作風がバラエティに富んでいる。青の時代の作品に満ちている暗さと苦悩。前衛的なキュビズムの作品、優しいまなざしに満ちた写実的な作品。 この本では、主に肖像画と、そのモデル(恋人たち)とピカソとのかかわりを中心にそのときどきのいろいろな感情を解説している。 91歳の生涯を閉じるまで、多くの女性を愛し、描き、傷つけたピカソ。80歳で結婚するなんてやるぅと思うけど、ジャクリーヌとの結婚にまつわるエピソードは怖すぎる。人をどうやったら傷つけられるかを良く知っている。 かかわった人、二人自殺してるし。 人間的にはよろしくないかもしれないけど、天才はしかたがないのかな。 そのぐらいでないと、ピカソのように生前から商業的に成功できないのかもしれない。 絵がカラーでたくさん載ってて、読みやすい本です。 私は息子ポールを描いた絵が好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月14日 08時28分32秒
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