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カテゴリ:思想
魂とは何か
2007年に47歳の若さで亡くなった池田晶子氏の未発表原稿や書籍未収録原稿を集成したもの。 池田氏は「哲学者」と言ってもいいと思うんだけど、文筆業と自称していた。難しい言葉を使わずに考えること、善く生きることを語り、 暮らしの哲学 などはとても読みやすく、苦しいときのお助け本の一つだった。 『魂とは何か』では、〈魂〉とは何か、〈私〉とは何か、人物の初期条件について突き詰めていく過程がゆらゆらと思索の流れのままにつづられている。 わかる!と言える感性の持ち主がうらやましい。筆者によれば「わかる!」という手紙を寄せるのは若い人たちだそう。そうね、若い人の方が「哲学」するものね。 私の日常は朝起きて新聞を読み、テレビを見、散歩中ラジオを聴き、本を読み…情報を消費するだけでじっくり「考えること」がない。ときには情報を遠ざけて、自分の来歴や宇宙のことに思いをはせてみようかしら。 しかし、がんで夭逝した著者だけれど、死ぬのは怖くなかっただろうと思う。 「宗教」は死ぬのが怖いからあるのだとはよく言うけれど、「哲学」も役立ちそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年04月04日 07時08分34秒
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